イタリアの家庭の味「フォカッチャ」をつくってみた。

今回はイタリアの家庭の味であるフォカッチャをご紹介!このレシピ、実はイタリアレストランで働く私のお友達から、レシピを教えていただいたんです。

お友達が働いていたイタリアンレストランでは、朝一番にその日に出すフォカッチャの仕込みから一日が始まるそうです。材料を図り、捏ねて、発酵させている間に掃除をする…手で捏ねながら一日の流れを考えて、心を落ち着かせる大切な時間といったところでしょうか。

ここでは、家庭で気軽に作れるホームベーカリーを利用したフォカッチャのレシピを紹介しますね。

外はカリッと中はフカフカの生地になります。ワインのおつまみにもなる....そんなパンです...では、作ってみましょう。

材料:作りやすい分量

強力粉 200g

薄力粉 50g

ドライイースト 5g

グラニュー糖  12g

牛乳 25cc

水 125cc

塩 4g

作り方

【1】ホームベーカリーに水と、牛乳を入れます。

【2】粉と中心にすこし穴を空けてドライイーストを入れます。粉の周りにグラニュー糖と塩を入れて、これで機械に入れます。

【3】パン生地コースに設定して、出来上がるのを待ちます。

【4】生地の発酵が終わりました。

【5】生地を取り出してガスを抜きます。生地全体をそっと押さえて均一な厚さになるようににガスを抜いて下さい。

【6】ガスを抜き終わったら、切り分けてベンチタイム10~15分。今回は乾燥を防ぐためにラップを使いましたが、濡れた布巾でも大丈夫です。今回は大きいフォカッチャと違う味のフォカッチャを6つ作ろうと思います。

【7】広げて、二次発酵させます。2倍くらいに発酵するまで待ちます(50分から70分)。夏場だととても早く、冬場は遅いです。飾りに使うローズマリーを収穫。乾燥ローズマリーでも大丈夫です。

【8】発酵した生地にオリーブオイルを塗ります。刷毛を使うと洗うのが面倒なので、私はスプーンを使います。

【9】ローズマリーを飾る場所に箸で穴を空けます。そして岩塩をふります。

【10】これが完成形です。他の生地は「とろけるチーズ」と「パルメザンチーズ」「ブラックペッパー」「ハーブソルト」色々なタイプを用意しました。

【11】200度のオーブンで10分ほど焼きます。上段と下段で焼き上がり具合も時間も代わるので、様子を見ながら焼いて出来あがり!

この分量だったら、鉄板1枚に大きく広げて焼いてもいいです。切り分けるときはよく冷えてからカットして下さい。でないとつぶれてしまいますので~。

フォカッチャはイタリアの家庭の味です。

例えるならば「日本の味噌汁的な存在」でしょうか...少し言い過ぎかもしれませんが、家庭それぞれの味があるのは事実です。作り方もトッピングもどれが正しいとか間違いとかはありませんので。

ぜひ、様々なレシピを見て、自分の家に一番合うレシピを探してみて下さい。それが手作りパンの一番の魅力ですよ~。

みなさんの食卓が楽しく、癒しの場でありますように♪

神奈川県生まれ。現在は東京を拠点に雑誌、Webメディア等の執筆活動中。20代後半からワインの楽しさに目覚め、ワインの楽しみ方も伝えています。

関連コラム

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。 Copyright © 家ワイン All Rights Reseved.