“亀田の柿の種”と言えば、お酒のおつまみとして長い間多くのファンから支持を得ています。そんな柿の種の女性向けシリーズである「KAKITANE cafe」から登場した「亀田の柿の種 カマンベールチーズ」がワインに合うそうなので、実際に赤ワインと白ワインに合わせて食べ比べてみました!
デイリーワインとして人気のチリワインをチョイス
今回、赤ワインは「サンタ バイ サンタカロリーナ カベルネ・ソーヴィニヨン/シラー」を、白ワインは「サンタ バイ サンタカロリーナ ソーヴィニヨン・ブラン/シャルドネ」をチョイスしました。どちらもチリ産のワインで、1,000円以下で楽しめるのにしっかりとした飲み心地で人気なワインです。
そして「柿の種 カマンベールチーズ」は、ほっと一息つくブレイクタイムに気軽に食べられることをコンセプトにした「KAKITANE cafe」シリーズから2017年3月6日に7月までの期間限定で発売されました。
柿の種ファンから要望が多かった、カマンベールと柿の種の融合。他ではなかなか味わえない美味しさで、メーカーもコーヒーだけではなくワインとの相性も良いと銘打っています。(参考小売価格:150円前後)
実際にペアリングしてみた
最近、ワイン業界でよく耳にする言葉「ペアリング」。マリアージュはワインと料理を組み合わせることで新しい第三の味が生まれることを意味しますが、ペアリングは単純に「相性の良いワインと料理の組み合わせ」のことを意味します。
今回はペアリングを意識してワインと合わせてみたところ、おもしろい結果を得ることになりました。
赤ワインと合わせた場合
この赤ワインには、カシスや濡れた土のニュアンス、そしてスパイシーなボリュームがありますが、暑い日などについつい飲み進めてしまうような軽快な飲みやすさもあります。
柿の種を食べた後、ワインを口に入れてみると…
少しばかりワインの酸味が強調されました。酸味のあるワインがお好みの方には、開けたてがベストなペアリングかもしれません。
ワインを開かせるために、スワリングをして充分に酸化させた後、再び合わせてみると…
チーズのコクが口いっぱいにじんわりと広がり、相性の良さを感じることができました。個人的には少し酸化させてあげた状態がベストなペアリングに感じました。
白ワインと合わせた場合
次は白ワインと合わせてみます。こちらの白ワインにブレンドされているのは、青草のニュアンスを持つソーヴィニヨン・ブランとまろやかなフルーティさを持ち合わせるシャルドネです。
柿の種と合わせると…
最初に一瞬、ワインの存在を強く感じ、その後はじんわりとチーズの旨味が口の中に広がっていきました。そして、チーズのコクをワインがうまく包み込んでくれている感覚が口いっぱいに広がりました。
個人的に、今回は白ワインと合わせたほうがペアリングを楽しむことができました。白ワインとの相性の良さは意外でした!
チーズは赤ワインに合うと言われているけど…
チーズは塩味が強いため、それを中和してまろやかにする酸味のあるワインとの相性が良いと言われています。そして、一般的には白ワインよりは赤ワインのほうが合うと言われています。
しかしながら、今回のように軽い食べ心地でフレッシュなチーズが使用されている料理やおつまみには、辛口の白ワインやロゼワインとの相性も良いことがわかります。
ワインは特別な日に飲みたいという人も多いと思いますが、今回のように気軽に飲むことができるワインと、馴染みのあるおつまみを合わせて、自分のお気に入りのペアリングを探すのも楽しいかもしれませんね。
「亀田の柿の種 カマンベールチーズ」は2017年7月までの期間限定販売なので、試してみたい方はお早めに!