注目の日本固有品種「甲州」から4銘柄の2016年ヴィンテージが5月16日(火)より登場

メルシャン株式会社は、2016年に収穫された日本固有のブドウ品種「甲州」を使用した日本ワイン「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2016 」、「同 甲州グリ・ド・グリ 2016」、「同 山梨甲州 2016」の3種の新ヴィンテージと、新商品「同 岩崎甲州 2016」を5月16日(火)より全国で発売開始します。

 シャトー・メルシャンについて

日本のワイン造りは今年で140年を迎え、シャトー・メルシャンの源流である日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」は、140年前の明治10年(1877年)に誕生しています。

同社は、2人の青年(高野正誠と土屋龍憲)をフランスに派遣し、ブドウ栽培と醸造技術を学ばせ、本格的なワイン造りを始めました。記念すべき本年に、日本のワイン造りの基礎を作った2人の青年、高野家と土屋家のブドウを使用したワインを新発売します。

 新ヴィンテージワインについて

2016年は暖冬で、4月の気温は観測史上3番目に高く、その後の天候に恵まれ甲州ブドウの開花は過去10年で最も早かった昨年と同日でした。梅雨入り後は晴天に恵まれ、猛烈な暑さでしたが、お盆すぎから昼夜の温度差が大きくなりました。9月は上旬までは晴れの日が続き、10月に入ってからも天候に留意しながら適熟を待って収穫し、2016年は甲州ブドウにとって恵まれたヴィンテージとなりました。 

甲州きいろ香 2016

約1000年前に伝来したといわれる、日本固有のブドウ品種「甲州」の隠れた香りのポテンシャルを、ワインの香りの世界的権威であるボルドー大学デュブルデュー研究室との共同プロジェクトにより引き出し、新しいスタイルを確立した甲州ワインになっています。

甲州グリ・ド・グリ 2016

甲州ブドウは淡く灰色がかった(灰色=仏語でGris)赤紫色です。「この色の付いた果皮の周りにおいしさがあるのでは?」という仮説より、赤ワイン的な造りの要素を入れたいくつかの方法でキュヴェを仕込み、それらをバランスよくアサンブラージュしてあります。 

山梨甲州 2016

山梨県の甲州ブドウを使用し、渋みとうまみの豊かな甲州ブドウの個性ある味わいをシュール・リー製法により引き出し、柔らかく厚みと豊かさが感じられる辛口の甲州ワインです。ワインメーカーのこれまでの経験を生かし、非常にバランスの良い味わいに造り上げられ、甲州の繊細な味わいの中にも程よい厚みとうまみを感じられるのが特長です。 

新商品について

岩崎甲州 2016

 

シャトー・メルシャンの源流である大日本山梨葡萄酒会社は、明治10年(1877年)、「高野正誠」と「土屋龍憲」をブドウ栽培とワイン醸造を学ぶためフランスに派遣します。日本のワイン造りの基礎を作った二人の生家である高野家と土屋家は現在も勝沼町岩崎地区でブドウ栽培を行っており、両家の甲州ブドウを樽で発酵・育成しました。

この地区の甲州ブドウは、他の地区に比べタンニンが多く、しっかりとした味わいのブドウが育ち、さわやかな香り、やわらかな果実味と奥行のある味わいを楽しめるワインです。 

メルシャン株式会社は、ワイン事業スローガン「ワインのおいしい未来をつくる。」のもと、ワインのある豊かな時間を通じて、人と人とのつながりを楽しんでいただけるよう、さまざまな提案を続けていきます。

発売日:2017年5月16日(火)

発売地域:全国 

価格:オープン価格
商品名・色・アルコール・詳細産地:

・シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2016 / 白 / 10.5% / 山梨県甲府市主体

・シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ2016 / 白 / 11.0% / 山梨県国中地域主体

・シャトー・メルシャン 山梨甲州 2016 / 白 / 11.5% / 山梨県

・シャトー・メルシャン 岩崎甲州 2016 / 白 /11.0% / 山梨県甲州市勝沼町岩崎地区

容量・容器:750ml・びん ※「山梨甲州 2016」のみ750ml・360ml

カテゴリー分類:果実酒 

編集部のコメント

お盆前の猛烈な暑さと恵まれた寒暖差によって新ヴィンテージとなった2016年の甲州のワインをぜひ味わってみたいですね。

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