プロヴァンスの味「茄子のラタトゥユロール」をつくってみた。

前菜にしてもよし、バゲットに乗せてもよし、あれば何かと重宝するラタトゥユ。

ラタトゥユはフランスのプロヴァンス地方出身...冷めても温めても美味しくて、白ワインとの相性が抜群です。これからが旬な夏野菜を使って作るので、カロリー控えめで健康にもいい料理です。

そんなラタトゥユを使った「茄子のラタトゥユロール」をご紹介します。

ラタトゥユをスライスした茄子で包んで焼き上げて、オイルを控えてシャキッとした食感を残しました。濃厚でありながら、あと味が爽やかなんですよっ。

これからの季節にピッタリの旬なレシピ♪さっそく作ってみましょう。

材料:作りやすい分量

茄子 1本

ズッキーニ 1本

マッシュルーム 4個

トマト 1個

ニンニク 少々

パルメザンチーズ 30g

チェダーチーズ 30g

オリーブオイル 30g

岩塩 小さじ1杯

オレガノ、バジル、ローズマリー 各少々

作り方

【1】まずはピーラーなどで、茄子をスライスします。茄子はすぐに変色してしまうので、スライスしたらすぐに水に浸けてます。

【2】次にトマトの湯剥きをします。プラスチックのボールに熱湯を注いで、その中にトマトを入れます。3分ほどでトマトを取り出して、さっと冷水で洗った後、皮を手で剥きます。

【3】マッシュルーム、ズッキーニ、トマトを、1cm四方くらいのサイズにサイコロ切りします。※トマトは、中の種を抜いてから切ってください。切った野菜を耐熱ボールに入れたら、おろしニンニク、パルメザンチーズ、チェダーチーズ、岩塩を入れ、オリーブオイルをかけた後、軽くラップした状態で10分間レンジにかけます。

【4】途中で何度かレンジからボールを取り出して、具を混ぜ合わせながら加熱します。半分くらいにかさが減ったら、荒熱をとります。

【5】小さなお茶碗などを利用して、スライスした茄子を3~4枚ほど並べます。皮目を下にして、キレイに模様が出るようにします。並べた茄子の上に、具をスプーン1~2杯ほど乗せます。※茄子は、巻き込むほうの端を短く、反対を長くすると巻きやすくなります。

【6】クルクルと茄子を巻き込んでいきます。このとき具がこぼれても、気にせずに作業を進めます。

【7】巻き終わりを下にして、オイルを塗ったオーブンディッシュに並べます。残った具を、スプーンでロールに詰め込んで形を整えます。最後にオリーブオイルを刷毛で塗ったら、オレガノ、バジル、ローズマリー等を振りかけて、180度に予熱しておいたオーブンで、40分ほど焼き上げます。

【8】焼き上がったら盛り付けて完成!

噛みしめると口の中に広がる濃厚な味わいと、シャキッとした野菜の歯ごたえがお口に楽しい一品です。 とろけるような口当たりがお好きな人は、具に入れるオリーブオイルの量を増やして、スライスした茄子一枚一枚に刷毛でオリーブオイルを塗るといいですよ。 これからが旬の夏野菜を一杯詰め込んだ、とってもヘルシーな茄子のラタトゥユロール。ぜひみなさんも試してみてくださいね。

神奈川県生まれ。現在は東京を拠点に雑誌、Webメディア等の執筆活動中。20代後半からワインの楽しさに目覚め、ワインの楽しみ方も伝えています。

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