日差しが強く、暑くなってきましたね。今の季節は気候の変化に体が対応できず、体力の消耗も大きいもの。あなたが思っている以上に、体は疲れています。
こんな時は、無理にスタミナのつく物を食べると消化が追い付かず逆効果。特に遅い時間のお食事は、胃腸への負担が少ない物を選びたいですね。
本日の食材は、胃腸に優しい食べ物の代表選手「お豆腐」。今回は醤油ではなく「オリーブオイル+塩コショウ」マジックで、ワインのお供に変身させちゃいましょう!
そして更にステップアップのミニトマトをプラス。
小さな果実に、各種ビタミン・ミネラルやリコピンなど、夏に必要な栄養素がぎゅっと詰まっているのも嬉しい♪爽やかな風味と甘みが加わり、これはもう、お惣菜ではなくとアンティパストと呼びたい1品です。
材料:1人分
[難易度] ★☆☆
[調理時間] 10分
絹豆腐1丁 ミニトマト 5~6個
オリーブオイル 大さじ1
塩 少々
粗挽き黒コショウ 少々
作り方
【1】豆腐はペーパーなどに包んで軽く水を切っておきます。
【2】ミニトマトはヘタを取り、おへその部分を軸に4等分にカット。
【3】【1】を食べやすい大きさにカットし、塩コショウを全体にふる。
【4】【3】に【2】をのせ、更に塩コショウをふり、オリーブオイルをかけて完成。
塩は粗塩や岩塩がオススメ。ぼんやりした味になりがちな冷奴ですが、時々ガリッとくるミネラル感でワインとの相性も倍増します。 さて、何飲もう?
『Feudo Arancio Inzolia(フェウド・アランチョ インツォリア)』
[分類]白・辛口
[生産]イタリア(シチリア)
[品種]インツォリア100%
フェウドアランチョ <白>インツォリア 750ML 1本
Amazonで見る最初は青りんごのような爽やかな酸味と心地よい苦み、後から追いかけてくるようにフローラルアロマの華やかさがふわっと広がり、余韻は甘みとほのかな苦み。
口当たりが柔らかく、イキイキ元気!と言うより、しっとりまったり。すっぴん部屋着だけど、目を閉じれば夏の旅先で飲んでるような・・・窓を開けて、風鈴でもかけたい気分になります。
今回の料理と合わせると、フレッシュな甘みと苦みが溶け合って、余韻が長~く続く大人マリアージュ。ミニトマトの皮が最後に口の中に残るのですが、奥歯ですり潰すようにしながらワインをもう一口飲むと、これがまた素晴らしい!
普通のトマトだと青っぽさが出てしまうので、ここは是非ミニトマトで。おもてなしにするなら、ケッパーを刻んで散らすのもオススメですよ。