レストランでの女性らしく、かつ、その場にふさわしい服装とはどのようなものでしょうか。
ここでは女性同士での利用が多いフレンチレストランのランチタイムを想定して詳しく解説してみます。
ランチタイムでの洋服とは
フレンチレストランとはいっても、ランチ5,000円前後のフレンチレストランであれば、例えば結婚式のゲストとして着るようなワンピースではむしろ浮いてしまいます。
かといってTシャツやポロシャツとショートパンツの組み合わせなど、あまりにもカジュアルすぎる洋服では、やはり場にそぐいません。
少し高価なランチをいただく際に気を付けることは、清潔感があることです。そして、座った時にスカートの裾が短くなりすぎないことと、胸元が開きすぎていないことに気を付けるのはTPOとしても大事です。
シフォン素材やテンセルなど、エアリー感がありさらっとした質感のある洋服を取り入れると、よりレストランの雰囲気に自然になじむと思いますよ。
靴はどんなものを選べばよいのでしょう
ランチであれば、素足にミュール・綺麗目なサンダル・バレエシューズなどでもOKの店がほとんど。冬場のブーツもOKです。スポーツメーカーのスニーカーは、最近の流行でもあることから、泥など付いていない清潔な物であれば敬遠されないでしょう。
一方、ビーチサンダルはもちろんNGです。
ただ、女性に人気の高級ブランドがここ数年、ヒール付きビーチサンダルを出しています。さすがに数万円するビーチサンダルはリュクスな存在感がありますので、マキシスカートなどと合わせてリゾート風のエレガントな雰囲気になっていれば良いのではないでしょうか。当然、ビーチサンダルが主役(ビーチでの装い)となってしまうトータルコーディネートは避けましょう。
バッグは小さい物の方がよいのでしょうか
ランチタイムは、特に、近くのお店やデパートで買い物をしてきた流れで手荷物が多くなりがちです。食事の前に買い物の予定がある時には、小さ目のバッグの方が無難でしょう。
最近はテーブルの近くにバッグなどを入れるバスケットを置いてくれているお店が多くなってきましたので、多少大きなバッグでも大丈夫なことも。が、同席する方のバッグをつぶしたりしないような配慮が必要です。
もしバスケットが無くセカンドバッグを持っていない時には、大きいバッグの場合はイスの背もたれにかけることになります。しかしそれでは料理のサーブ時に邪魔となってしまったり、席を立つときに落としたりする可能性が。小さなバッグであればイスのシートと背もたれの間に置くこともできますので、初めてのお店では小さなバッグの方が無難かもしれませんね。
アクセサリーのTPOはあるのでしょうか
アクセサリーの原則は、食べる時に邪魔にならないこと。
これが守られていればOKです。
例えば、イヤリング・ピアスであれば、口元にまでかかるような長いものは避ける。ネックレスであれば、胸元まであるようなロングネックレスはなるべく避ける、ということくらいです。アクセサリーを気にしながらのランチでは、同席している方も落ち着かないでしょう。
おわりに
いかがでしたか。 お料理とおしゃべりを楽しむためのランチタイムなら、服装はそれほど悩まなくても大丈夫。女性は「綺麗目カジュアル」くらいのファッションでお出掛けする方が多いようですよ。 素敵なランチタイムをお過ごしください。