今回はズッキーニを使ったワインに合うレシピをご紹介。 「ズッキーニってラタトゥイユ意外にどうやって食べるの?」、「どうせ使い切らないし、余ったときに使い道に困る」...このような声をよく耳にします。
実は、ズッキーニは生でも食べられるんです。
もちろん、そのままでは青臭くて食べられたものじゃないんだけど。塩もみして3~4分、かるーく絞ってあげると臭みは完全に消えてしまい、ビックリするほど美味しい野菜に変身してくれます。
「ほんの一手間なのになぜ?」と、料理教室でもパーティーでも毎回大人気のお料理。鍋やフライパンを出さなくてもいい手軽さも嬉しいですよね。
ワインのお供なら、岩塩のインパクトと、ナッツの風味やクリスピーな食感をプラス。ズッキーニのシャクシャクと心地よい食感に、時々がりっとくる岩塩がたまらないおつまみの完成です♪
材料:2~3人分
[難易度] ★★☆
[調理時間] 10分
ズッキーニ 1本
クルミ 3粒
塩小さじ 1/4
岩塩 少々
オリーブオイル 少々
作り方
【1】ズッキーニは薄い輪切りにスライスする。
【2】【1】に塩をふり3~4分、表面に水が出てきたら両手で包むようにして軽く絞る。
【3】クルミは粗みじんに刻む。
【4】お皿にズッキーニを並べ、クルミ・岩塩を散らし、オリーブオイルをまわしかける。
今回は爽やか白ワイン向きのシンプルトッピングに。刻んだトマトやチーズ、ベーコン、アンチョビなどなど、お好みでアレンジを楽しんでみてください。
合わせるワイン
LITTLE JAMES’ BASKET PRESS WHITE(リトルジェームス バスケットプレス ブラン)
[分類]白・辛口
[生産]フランス
[品種]ヴィオニエ70%、ルーサンヌ30%
思わずジャケ買いしたくなる、何とも可愛らしいエチケット。しかもこのイラスト、当主ルイさんの息子ジェームズ君が小さいころに書いた物、という素敵なエピソード付。
と、ついついエチケットに気を取られてしまいますが、ブドウの凝縮感と旨みをしっかり感じられる飲みごたえ。レモン、ライム、すだちなど、黄色や緑の柑橘系。ふわっと広がる爽やかなフレーバーが軽快に感じさせてくれます。
ほのかに感じる青っぽさとほろ苦さに合わせ、今回は似た者同士のマリアージュ。 以前、来日された当主ルイさんと直接お話しさせていただいた折に、ヒントをいただいて作ったのは「グリーンアスパラガスのシンプルグリル」。やっぱりこのワインは緑の野菜と合う!ピーマンの入った炒め物や、すだちを絞ったお肉料理とも相性良さそうです。