えっ!タイでワイン?東南アジア最大級のワイナリーが造る人気の白ワインとは?

ワインは世界各地で造られているのはご存知と思います。しかし、東南アジアでもワインが造られているのはご存知でしたか?今回は、高温のイメージが強いタイで造られているワインをご紹介します。

タイでなぜワインが作れるのか?

タイの首都・バンコクの緯度は約北緯13.7度です。すぐ南のインドネシアに赤道が走り、北緯と南緯共に30度から50度のワインベルト(ブドウの栽培に適しているエリア)とは外れた位置にあります。

また、バンコクの平均気温は29℃で、湿度も70%前後と、日本の梅雨を連想させる気候です。そんな環境でも良質なブドウを栽培できる理由は、乾季と雨季が明確に分かれているためです。雨季は5月~10月のみで、それ以外はほとんど雨が降らないため、豊富な日照量な浴びることができるのです。そのためにギュッと濃縮したブドウを生み出すことができるそうです。

東南アジア最大のワイナリー「サムアム・ワイナリー」

東南アジア地域で最大規模であるサムアム・ワイナリーは1982年に設立されました。バンコクから南西に60km離れたサムット・サコーン、更に南下したタイ王室の保養地があるホアヒンと、バンコクの北東に位置するサラブリに自社ブドウ園を所有しています。

中でも水上マーケットのあるサムット・サコーンでは、ブドウ園も水上に浮かんでいます。少し想像しづらいかもしれませんが、水路の間に浮かぶ陸地でブドウが栽培されており、小舟に乗って手積みされたブドウを集めていきます。

パーカーポイント83ポイントを獲得した白ワイン

今回ご紹介するワイン「モンスーン・バレー・ホワイト」は、過去に2008年ヴィンテージがパーカーポイントを83ポイントも獲得しました。ワインの原料となるブドウは、タイの土着品種であるマラガブランを主体に、コロンバールとシュナン・ブランがブレンドされています。

香りはパインやパッションフルーツといった黄色い果実を感じます。しかし、口をつけると高いアルコールを感じ、それと同時に「ワッ」と口の中を満たす強い塩味と旨味に驚きます。じっくり香りを探っていくと、麦藁やスパイス、オレンジの花などの香りが顔を覗かせ、さらにアーティチョークのような柔らかい野菜もふんわりと香り立ちました。

まとめ

モンスーン・バレー・ホワイトは、パクチーなどを使用したスパイシーなタイ料理に合うそうですが、チーズに山椒をつけたものと合わせてみると後味にすっきりとしたレモンの風味を感じることができるのでオススメです。

ワインに興味を持って多くの種類を楽しみたいという人に、ぜひお勧めしたいと思います。少し変わったインパクトあるワインをお探しの方は、ぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか?

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お酒と書籍をこよなく愛すワイン好きなライターです。ワインの魅力にとりつかれ、現在ワインエキスパートを目指して勉強中。「ワイン=敷居が高い」という既成概念を壊していきつつ、一緒にワインの楽しさを探っていきましょう。

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