わかりやすいワイン入門書「ワインが楽しく飲める本」をオススメする理由

これからワインを楽しみたいと思っていても、どこから手をつけていいかわからないことが多くないですか?

そんな悩みを解決してくれる本が、ソムリエ協会元副会長の原子嘉継さんが監修している『ワインが楽しく飲める本』(PHP文庫)です。ワインについてちょっと知りたいことの答えがたくさん書いてあり、読み進めていけば徐々にワインに詳しくなれてしまうので非常にお勧めです。

ワインは自由に楽しんでよい

ワインは難しいと言われていますが、多くのマナーやルールなどは、本来ワインを自由に楽しむために存在しているものだそうです。どうしてもマナーが必要な場所でなければ気をつける必要はありませんし、ワインの情報なんて飲みながらあれこれと推測して自由に楽しめばいいものです。

しかし、美味しいワインを飲んでいくことで、ワインの世界をもっと知りたいと思うことがあるでしょう。ワインの外観の見方や香りの嗅ぎ方、シャンパンを初めとするワインの情報、抜栓方法など、ワインに関する知識を見に付けたいという欲が出てくると思います。

今であれば、インターネットからほしい情報を検索して調べるのもいいでしょう。

しかし、自分が知りたいと思ったことだけでなく、「こういう情報もあるんだよ」というプラスの知識は更にワインに対する知識が深まります。

そういうプラスワンの情報を知ることができるのが『ワインが楽しく飲める本』です。

ワイン初心者を優しく迎えてくれる

本書は、PART1「ワインとはどんなお酒なのか」、PART2「楽しむための基本的な知識」、PART3「生産国の特徴と各国のワイン」の3パートに分かれています。

PART1は「ブドウ栽培の歴史」から始まり、「原料のブドウの品質について」、「ワインの種類について」など、ワインというお酒がどういうものであるのか?を理解できるでしょう。そして、レストランで注文する際、スムーズにオーダーできるような知識も解説されています。

PART2では、もう少しワインについて踏み込んで、テイスティングやワインの選び方や保存方法などが紹介されています。「飲む」ことから「楽しむ」ことへ、ステップアップしたい人に向けての知識を多く楽しむことができます。

PART3では各国のワインの特徴に加えて、おすすめのワインが紹介されています。また、主なブドウ品種の解説やワイン用語まで解説してくれているので、専門用語がわからない、品種がイメージできないという悩みも解消できるかもしれません。

個人的に、PART2の「赤ワインの選び方」(P84)「白ワインの選び方」(P86)で紹介されていたチーズの選び方の図に感動しました。

図では、赤ワインでは軽いものから重いものに、白ワインでは甘いものから辛いものに合うチーズを解説されています。チーズには赤ワインだと思っている人には目から鱗かもしれませんよ。

最初に手に取る1冊に

もし私がワインについて何も知らなかったとしたら、この本をきっかけにもっとワインを知りたいと思うでしょう。先日読んだときも、改めて確認できたことは多く、特にPART3では知らないワインも登場したので、楽しく読み終えてしまいました。

ワインは難しいかもしれませんが、噛み砕いて解説された本書は、ワインを知りたい人に優しく両手を広げ迎えてくれるような内容になっています。

ワインについてちょっと知りたい人から、ワインの勉強をしていきたい人、既にワインの勉強をしている人にも、ぜひお勧めしたい1冊です。

PHP研究所
ワインが楽しく飲める本 (PHP文庫)
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お酒と書籍をこよなく愛すワイン好きなライターです。ワインの魅力にとりつかれ、知識を深め、ワインエキスパートの資格を取得。「ワイン=敷居が高い」という既成概念を壊していきつつ、一緒にワインの楽しさを探っていきましょう。

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