秋はワインが美味しい季節なので、おつまみも旬の食材を使って「秋」を楽しみたいですね。秋に旬の食材といえば、キノコです。今回は、秋に美味しいキノコを使ったアヒージョをご紹介します。
アヒージョはスペイン料理でニンニク風味という意味です。オリーブオイルとニンニクで具材を煮込む料理です。とても簡単に作れるので、ワインのおつまみにピッタリ。海老や、マッシュルーム、砂肝など、色々な素材で作る方も多いかと思います。
今回は和のキノコ4種、「本しめじ」、「マイタケ」、「霜降りたけ」、「えのきたけ」を使いました。霜降りたけは日本産ヒラタケとエリンギなどのヨーロッパ産ヒラタケの交配育成で開発されたキノコです。
肉厚でしっかりした味わいと食感が楽しめます。形や風味、食感の違うキノコを合わせるのもオリジナルのアヒージョができていいですね。
材料(2~4人分)
キノコ(色々合わせて) 正味300g (石づきなど取り除いた分量)
Aニンニク(みじん切り) 15g
A白だし(市販品) 50ml
Aみりん 大さじ2
A味噌 小さじ1/3
Aオリーブオイル 50ml
A白ワイン 100ml
お好みで唐辛子、山椒 少々
作り方
【1】えのきたけは石づきを取り、細かく切る。他のキノコは石づきを取り除き、2cm程の大きさに手で崩したり、切ったりして鍋にAと共に入れます。
【2】火をつけ沸騰したら弱火にし、蓋をして弱火で15分ほど煮込みます。お好みで唐辛子粉や山椒粉を混ぜ、バケットの薄切りを添えて完成です。バケットに乗せるとこんな感じです。
えのきたけは今回のレシピでは細かく切って入れるようにしていますが、トロミになり味も濃厚さが増します。
キノコは低カロリーで食物繊維が多く身体にも優しい食材なので、ご紹介したアヒージョも油分を減らし白ワインや白だしでコクを補い、カロリー控えめで作りました。
味噌は隠し味で少し足すことで味わいが深くなります。仕上げに唐辛子、山椒などを混ぜると味のアクセントにもなり食も進みます。
まとめ
「和のキノコ」、「和の調味料」を使用することで日本ワインとの相性がとってもよくなります。材料で使うワインはその日合わせるワインを使うとさらに相性が良くなります。
バケットにキノコのアヒージョを乗せ、すだちを絞って酸味や香りを足し、甲州ワインの優しい酸味に合わせても楽しめると思います。この秋、是非お試しください。