秋の旬果物を使ってアレンジ!柿モッツァレラ

今年の夏、ツイッターで話題になった「桃モッツアレラ」をご存じでしょうか。その名と通り、桃とモッツアレラをあわせて調味料をかけるカルパッチョのようなお料理。とっても簡単なのに、甘みとコクと酸味が絶妙と大人気になりました。

桃の旬は終わってしまったけど、この果物とチーズの美味しいマリア―ジュはいろいろ応用できそうですよね。そこで今回のすっぴんレシピは、秋の旬果物を使ったアレンジレシピに挑戦です♪

ところで皆さん、前回のコラムで登場した「冷凍レモンピール」を覚えてますか?レモンを買ったら皮をすりおろして冷凍しておいて、料理の仕上げにパラリとかけると便利ですよ♪とご紹介した、アレです。前回はソテーしたはんぺんにかけましたが、今回も是非、この冷凍レモンピールを使いましょう。俄然!俄然グレードアップしちゃいますので!

すっぴんレシピは「材料も手順も最小限まで削る!」というのがコンセプトですが、美味しさに影響する物は省略しない。美味しさを妥協してまで省略しない。私のレシピで「これ面倒だなぁ」って物が入ってたら、それはよっぽど省略したくない物なんだなって思ってくださいね。

材料:1~2人分

[難易度]★☆☆

[調理時間]10分

柿 1個

モッツァレラ 50g

オリーブオイル 大さじ1

レモン果汁またはビネガー 小さじ2

レモンの皮、塩、黒コショウ 少々

作り方

【1】柿を食べやすい大きさにカットしてお皿に散らす。皮をむくのが苦手な方は、横半分にカットして果肉に切込みを入れ、スプーンですくい取ればOK。

【2】モッツァレラを柿の大きさにあわせて手でちぎり、お皿に散らす。

【3】レモン果汁・オリーブオイルをかけて塩コショウをふり、レモンの皮を散らして完成!

柿の甘みが際立ちすぎる場合は、塩コショウを多めにふってください。塩気を足すという意味で、生ハムをプラスするのもオススメですよ。

合わせるワイン

ヒトミワイナリー h3+クマゲラ

[分類]白・辛口(微発泡)

[生産]日本

[品種]ナイアガラ100%

日本の秋を使ったお料理なので、ワインも前回に引き続き日本のワインでをチョイス。

瓶内乳酸発酵や長期樽熟成のマスカットベリーAなどユニークな製法のワインを多く造り出す「ヒトミワイナリー」。今回ご紹介するワインも珍しい「微発泡にごりワイン」。生きている酵母が旨味成分を作りだす瓶内一次発酵、田舎式と言うそうです。

クラシカルな機械式栓をシュッシュッと少しずつ開けると、マスカットのような甘い、甘~い香りいっぱいに包まれます。そうだった、ワインって葡萄なんだよね、って思わずつぶやいちゃいそう。

でも口に含むと印象は一転、ドライでキリリとした酸。爽やかな飲み口で、甘ったるさは全くありません。泡は優しく柔らかい口当たり。柿と一緒に口に含むとワインに甘さが補完され、柿には酸味が補完され・・・長く続く余韻にほんわり浸れます。

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埼玉県熊谷市出身。両親在住のスペインにてスペイン料理を学ぶ。専門はスペイン料理、ワインにあわせたマリアージュ提案。著書「フライパンひとつで作る絶品パエリア」「5分でできた!」シリーズ全7冊「2ステップレシピ」他。

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