2017年10月30日(月)、ポメリー・ソムリエコンクール準決勝・決勝が、東京都千代田区にある赤坂クラシックハウスで開催されました。
ポメリー・ソムリエコンクールは、シャンパーニュをはじめとする世界のスパークリングワイン(スパークリング日本酒を含む)に特化したものです。また、本場、ヨーロッパのスパークリングワインの知識のみならず、スパークリング日本酒など、全てのスパークリングに関する知識が必要となります。
9年ぶりに開催されたポメリー・ソムリエコンクールには、全国から92名がエントリーし、予選を勝ち抜いた12名が準決勝へ進み、準決勝では、筆記試験、テイスティング及びサービス技能を競い、混戦の中5名が決勝に進出。
決勝では、スパークリングワインのフルコメント、ブラインドテイスティングやサービス実技のほか、ポメリー販促企画のプレゼンやポメリーシーズナル(季節限定ボトル)の4種類を飲みながらコース料理を楽しみたいお客様に、全て違う国の料理で提案。
さらに、5人全員で一斉にマグナムボトルをスパークリンググラス15杯分均等に注ぐという実技もありました。
ソムリエとしての表現力や提案力など、より専門性の高い試験が行われ、厳しい審査を経て、ホテルニューオータニ(東京)の野坂昭彦氏が優勝を果たしました。
優勝した野坂氏は「このコンクールをきっかけに、シャンパーニュ、スパークリングワインのより深い世界を知ることができました。これをゴールとせず、スタートととらえ、学び、経験したものをお客様に還元することができたら幸せです」と語りました。