ワインのおつまみスイーツ!パルミジャーノを使ったケークサレ

秋も深まり、寒い日も増えてきました。こんな季節にはシラーやカリニャンなど、タンニンがしっかり感じられ、どっしりした料理を受け止められる濃厚なワインが好まれます。

という事で、今回は南フランス ラングドックの赤ワインをセレクト!相性のよいチーズは、濃厚な味わいのハード系です。しっかり熟成してアミノ酸が結晶化したパルミジャーノレッジャーノが特におすすめですね。

パルミジャーノは、専用のナイフで割っていただくと旨味成分アミノ酸の結晶が「ジャリ」っと心地よく感じられます。そのままいただく以外に、このような食べ方もおすすめです 。

粉状に崩してテフロン加工のフライパンで焼くとパリパリに(右上) バルサミコ酢をかけて(手前) ごま油に漬込んで(左上) また、パルミジャーノを使ってワインのおつまみスイーツに「ケークサレ」を作りましたので、レシピはのちほど!

合わせるワイン

シャトー・レ・ゾリュー 赤ラベル 樽熟成
蔵元:シャトー・レ・ゾリュー
生産地:ラングドック コルビエール
品種:シラー カリニャン ムールヴェードル グルナッシュ

南フランス・ラングドック地方でも注目のコルビエール地区モンセレ村のブトナックで造られています。畑は北風を遮る丘の南斜面にあり、ぶどうは太陽の光を最大に受けて育ちます。南フランス混醸スタイルで、毎年一定の割合で造られるワインです。樽熟成の赤ワインには旨味以外にも香ばしさや複雑性があり、味の奥行きを感じられます。

コルビエールは、赤ワインのみを生産することが認められていて、長期熟成に耐える肉厚で濃厚なワインを多く生産しています。

今回ご紹介するシャトー・レ・ゾリューは、南フランスの代表的な黒ぶどう品種をブレンドした、力強くコクがあり、黒胡椒のようなスパイシーさもあるワインです。最初の印象は「ドライ」で、甘みはあまり感じられず、適度なタンニンがあり、濃厚で骨太の印象です。

空気と触れ合い、香りが開いてくると、よりいっそうふくよかさを感じられ、果実味もまろやかに感じられてきます。ヘビーな赤ワインを好む方にもおすすめな、高級感たっぷりのワインです。

ひじきのシフォンケークサレの作り方

【材料】(15cmシフォン型2台分)

乾燥ひじき 5g

豆乳 140g

卵黄 3個分

オリーブ油 25g

パルミジャーノ 15g

薄力粉 70g

ベーキングパウダー 小さじ1/2

卵白 2個分

塩 2g

※シフォン型1台分は量を半分にしてください。

作り方

【1】パルミジャーノをすりおろす。

【2】乾燥ひじきと豆乳をボウルに入れてひじきを柔らかく戻す。

【3】【2】のボウルに卵黄とオリーブ油を加えてスティックミキサーでひじきが細かくなるまでかき混ぜる。

【4】ひじきが細かくなったら、【1】ですりおろしたパルミジャーノを入れ、薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるいに掛ける。

【5】別のボウルに卵白と塩を入れて泡立てメレンゲを作る。

【6】【4】に【5】のメレンゲを2回に分けて加え、切るように混ぜる。

【7】シフォン型に流し入れ、180℃のオーブンで20分焼いたら完成です。

秋の夜長に、ワインとチーズをお楽しみくださいね!

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料理研究家/フードコーディネーター/チーズプロフェッショナル/ワインエキスパート
本郷台駅徒歩3分の自宅にて「パン&料理教室 サロンドファリーヌ」を主催。自家製酵母パン、ドイツパンについても研究を深めている。パン屋さんを巡ることがライフワーク。

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