甲州ワインにぴったり!香ばし帆立としいたけの三つ葉和えの作り方

私とワインの最初の出会いは赤玉スイートワインだったような...甘いというイメージでした。

今、NHKの朝ドラの「マッサン」に堤真一さんが演じる鴨居商店の太陽ワインは赤玉スイートワインがモデルになっているんですね。あの時代にワインやウイスキーなんて...と感心しながら見ています。今でも店に赤玉スイートワインがあるので、今度コラムに載せますね....何のおつまみ、合うんだろう♪

それからマテウスロゼ、ドイツワインと流行ったのもありましたが、最初は甘めのものが美味しいし、ボトルもお洒落とよく飲んでました。そんな中で料理に合わせて出してくれた赤ワインに出会い、余韻の残る味わいにワインの奥深さを知りました。

さて、今回は日本で生まれたワインと、簡単に出来るおつまみをご紹介します。

合わせるワイン

サントリー JAPAN PREMIUM 甲州2013

品種:山梨県産甲州100%

タイプ:白ワイン(辛口)

飲み頃温度:8~10℃

合わせるワインはサントリーさんから発売されている「JAPAN PREMIUM 甲州2013」です。和柑橘系の上品な香りと、旨みを感じるしっとりした味わいが特徴の白ワインです。冷やしすぎないのも、柑橘系の香り、ほどよい酸味を感じられる大切なポイントかも。

この甲州ワインと一緒に楽しむおつまみを2品ご紹介させていただきます。

香ばし帆立としいたけの三つ葉和えの材料:2人分

帆立 2個

椎茸 4枚

塩 少々

三つ葉 50g

[オリジナルタレ]

ポン酢 小さじ1と1/2

柚子こしょう 小さじ1/3

みりん 小さじ1/2

オリーブオイル 小さじ1

作り方

【1】椎茸は2等分にし、帆立と共に魚焼きグリルの網にのせ、塩 少々ふって焼く。※両面焼きグリルで約3分程。椎茸は裏側にして置く。

【2】三つ葉は根を取り除き、さっと茹でて3cm長さに切る。

【3】オリジナルのタレをボウルに合わせて、【1】と【2】を和えれば完成。

香ばしきんかんグリル焼きの材料:2~3人

 

金柑 6個

みりん 小さじ1

ハチミツ 小さじ1/2

作り方

【1】金柑は半分に切り、魚焼きグリルで焼く。※両面焼きグリルで4~5分程

【2】みりんとハチミツをボウルに合わせ、【1】をよく混ぜれば完成。

※温かいままでも、冷蔵庫で冷やしても美味しくいただけます。

おわりに

椎茸、三つ葉の香りも、このワインなら引き立てて馴染むような感じで合います。金柑と甲州、思い描いたように相性が良かったです。

金柑は焼く事により、味が凝縮して、苦味も和らぎますし、口の中で甲州の酸味と絡まって、素敵なマリナージュになりました。あとは来月の教室でする、ぶりの治部煮 も試作したので一緒にいただきました。

日本で産まれたワイン、やっぱり和食に合いますね。甲州は、普段のお鍋(しょぶしゃぶ・水炊き等)、焼き魚、普段の食卓で合わせてほしい家ワイン。

是非、お近くでみたら、色々な和の食材に合わせてみてください。

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料理研究家。東京世田谷で少人数料理教室サロン・ド・ルージュを主宰。日本ソムリエ協会認定ソムリエ、利き酒師、栄養士。身近な旬の食材で家庭でも作りやすい料理を提案。 お酒全般好きで、ワインも大好き。 得意料理は家にある食材でササっと作るお酒のおつまみ。 家に人が集まる機会が多く、家ワインとおつまみで楽しんでます。

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