高級クラブに勤める女性の50%はワインが苦手?

高級クラブに勤める女性(ホステス)と言えばお酒を飲むのが仕事、というイメージが定着していますが、高級クラブ、またはラウンジなどにお勤めされている50%の方が実はワインが苦手であることが明らかとなっています。

では、無理をして嫌なワインを飲んでいるのか?というと、そういうわけでもなく、クラブには様々なお酒の種類があり、皆さんそれぞれに好きなお酒と嫌いなお酒があります。

近年ではお手軽なクラブも数多く見かけるようになり、カクテルなども取り揃えているため「カシスオレンジくださ~い」なんてセリフも飛び交うようになっているとか...。

ボトルキープの変化

ここでご紹介したいのは、クラブ等にあるシステム、ボトルキープについて...近頃は居酒屋やBARでもOKとされるところが増え、身近に感じられる存在の1つとなっています。

しかし、この種のお酒を苦手とする方は非常に多く、無理に飲み干す必要はなく、お付き合い程度に口をつければいい形になっているわけです。

また「お酒を飲まなくてもいい人」と「お酒を飲むことを専門としている人」を区別しているお店が多いため、それぞれが得意とする分野で仕事をこなしていけるという仕組みです。

高額なワインはキープが出来ない

定番はブランデー、ウイスキー、焼酎とお伝えしましたが、この種類も季節によってある程度変化が見られます。例えば、夏の暑い時期はビールが飛ぶように消費されていきますし、誕生日であればシャンパンと相場が決まっています。

そして近年注目されているのが、健康にも良いと言われているワインです...しかし、ここで1つの問題が生じてしまいます。

ボトルキープであればその場で全てのお酒を飲む必要も当然ないわけですが、ワインの場合はそうはいきません。また、これを残してしまうことはビッグマネーを支払ってくれるお客様に対して失礼な行為でもあります。

つまり、ワインをオーダーされた場合に限っては、苦手であろうとも全てを飲み干すことが前提とされているのです。そこで活躍を見せるのが「飲むことを専門にしているスタッフ」です。お酒にめっぽう強い彼女達もこの時ばかりは胃薬を仕込んで本気モードを見せてくれます。

おわりに

いかがでしたか? こうして高級クラブ等で勤めている方は、日々ワインと格闘しているようです。ワインの長期保存はできないので、ボトル単位でそれが出来れば一番いいんですけどね。

神奈川県生まれ。現在は東京を拠点に雑誌、Webメディア等の執筆活動中。20代後半からワインの楽しさに目覚め、ワインの楽しみ方も伝えています。

関連コラム

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。 Copyright © 家ワイン All Rights Reseved.