今や国民食にもなりつつある、TKGこと「卵かけご飯」。以前はちょっとネガティブな印象のある食べ物でしたが、最近では手軽さと美味しさが支持され、究極のちょい足しを特集するメディアも見かけるようになりました。
今回はこの卵かけご飯にアレンジを加えてワインに合わせてみましょう。
ただ、卵かけご飯に白はちょっとピンとこないし、だし醤油を強めにすれば赤にも合わせられそうですが...もしやロゼなら...。
多分ワインをイメージできないのは、とろとろすぎる生卵のテクスチャーでしょう。そこで、思い切って卵かけご飯を焼いてみましょう!
卵かけご飯をクルクル混ぜたらフライパンに流し入れ、丸く焼いてピッツァの生地代わりにしてみます。味付けはシンプルに、塩コショウだけ。スライスチーズとしらすを散らせば...これであればスパークリングに合いそうです。
見た目も可愛らしい卵かけご飯ピッツァの完成!
材料:1人分
[難易度] ★★☆
[調理時間] 10分
ごはん 200g
卵 1個
しらす 10g
スライスチーズ 2枚
オリーブオイル 小さじ1
小ネギ 適宜
塩コショウ 少々
作り方
【1】あつあつごはんに卵を混ぜる。
【2】オリーブオイルを熱し、1を加えて丸く成型。全体に塩をふり、裏側にこんがり焼き色がつくまで3~4分焼く。 /p>
【3】裏返し。スライスチーズをちぎってのせ、しらす・小ネギ・塩コショウを散らし蓋をして1~2分蒸す。 /p>
卵を混ぜてあるので、火が入ればフライ返しでホイッと簡単に裏返せます。やや強めの中火で、カリっと香ばしく焼きあげるのがオススメ。テーブルで食べやすい大きさにカットして、食べる時に更にオリーブオイルをかけるのが私のお気に入りです。 ミニトマトやオリーブ、生ハム、アンチョビなど、お好みのトッピングでお楽しみください。ピザソースのようにケチャップや甘味噌、中途半端に残ったシチューやカレーをかけても美味しいですよ。
合わせるワイン
BAROKES BUBBLY ROSE
[分類] ロゼ・泡・辛口
[生産] オーストラリア
[品種] カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ
今回ご紹介するのは、なんと缶ワイン。コルク抜き不要、250mlの飲みきりサイズ(グラス2杯分)、常温で長期保存OK&アルミ缶なのですぐ冷える!などなど、まさに「すっぴんワイン」にピッタリ。
でも、えー、缶でワイン?美味しいの?香りも台無しになりそう...なんて心配は、ひと口飲めば解消。独自の缶コーティング技術と、世界的非常に高い権威を持つマスターオブワインにより、ビックリするほど高い品質に仕上がっています。ラインナップは白・赤・白スパークリング・ロゼスパークリング・赤スパークリングの5種で、どれも納得の味わい。
今回のお料理に合せて選んだのは、ロゼスパークリング。鮮やかなサーモンピンクの中で、はじける泡がとっても華やか♪苺やカシスの甘酸っぱい香りが広がり、でも飲み口はキレのあるドライ。酸味も柔らかで軽やかで飲みやすいので、くいくいっとイケちゃいます。
料理とのマリアージュも幅広く、豚肉や粗挽きソーセージ、卵料理、ハーブやスパイスを使ったお料理、チーズなら品格のあるお高い物より、コンビニで手軽に買えるプロセスチーズや粉チーズの方が好相性です。
「もうちょっとゆっくり飲みたいな」というシーンなら、グラスに注がず缶のままで。軽やかさは抑えられ、ビターな風味とコクのある舌触りが際立つので、また違ったワインの表情を楽しめますよ。