もうすぐバレンタインですね。有名店のチョコレートや、手作りのチョコレート菓子をプレゼントするのもいいですが、ちょっと手をかけたお料理を作って自宅でワインと一緒に、ゆっくりと大人バレンタインな時間を楽しんでみませんか。
ハヤシライスやオムライスは誰もが好きなメニューです。普段作るレシピにひと手間を加え、チョコレートを隠し味にした大人向け「ビーフオムハヤシ」のレシピをご紹介します!
隠し味で使用するチョコレートはミルキーな甘味とほのかな苦みを、そしてカカオの風味はソースのコクを深めてくれます。さらにココアも加えることで一層大人の味わいになり、ソースの色も濃厚で本格的な感じになります。
今回のレシピでは、ビーフハヤシソースも手作りします!難しそうなイメージがありますが、ご安心ください♪フライパン1つで簡単にできるレシピにしましたよ。
合わせるワイン
牛肉を使ったお料理の中でも、ハヤシソースはワインと合わせやすい料理のひとつではないでしょうか。ハヤシソース自体にもワインを使用して作ることができるので、一緒に楽しむお酒としてワインは相性抜群です。そこで今回は特に相性の良いオススメのワインをご紹介します。
ムートン・カデ・レゼルヴ・ボルドー・ルージュ[2013](赤ワイン)[Y][P]
Amazonで見るムートンの血を受け継ぎ、圧倒的な品質を誇る世界中で愛されているボルドーワインです。赤や黒の果実の融合と、バニラのような甘い香りが漂います。メルローの良さが引き出され、まろやかな果実味を感じることができるワインです。
ムートン・カデ・レゼルヴ・ボルドー・ルージュ 2013
生産者:バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド
生産地:フランス・ボルドー
タイプ:赤ワイン
味わい:ミディアムボディ
品種:メルロ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン8%、カベルネ・フラン7%
材料:2人分
【ビーフハヤシソース】
牛薄切肉 200g
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
バター 15g
玉葱 1/2個
薄力粉 大さじ1/2
ケチャップ 大さじ1/2
A 赤ワイン 50ml
A みりん 大さじ1
A トマトピューレ 200g
A 水 200ml
A コンソメキューブ 1個
きのこ類(エリンギや舞茸等) 80g
ココア(無糖) 小さじ1/2
チョコレート 10g【スフレオムレツ】
卵 4個
塩 小さじ1/2
バター 20g【盛り付け】
ご飯 適量
生クリーム 少々
作り方
ビーフハヤシソース
【1】牛肉は食べやすい大きさに切り、塩・こしょうを絡めます。玉葱は薄切り、きのこは石づきをとり、エリンギは3mm幅、舞茸は小さめに手で分けます。
【2】フライパンにバターを入れ、ニンニクと玉葱を入れたら、しんなりするまで炒めます。弱火にし、薄力粉を入れて1分程炒めます。次にケチャップを入れて30秒程炒めます。
【3】合わせたAを加えたら強火にし、混ぜながら沸騰させます。
【4】きのこ、チョコレート、ココアを入れて混ぜます。蓋をして弱火で15分程煮ます。
【5】味をみて塩、こしょうで味を整えます。
スフレオムレツ
【1】卵を卵白と卵黄に分け、卵白に塩を入れて泡立てます。※卵白は氷らせて少し解凍した状態で混ぜると、楽に素早く泡立てることができます。
泡立て器に絡み、ふわふわで艶のあるメレンゲができるまで混ぜます。
【2】メレンゲに卵黄を入れ混ぜます。
【3】小さめのフライパンを熱しバターを溶かし、半分量のスフレ生地を流し込み蓋をして弱火で1分程
焼きます。
【4】底が焼けてきたら半分に折り返し、フライパンの丸みに沿わせて焼きます。中心ふわふわで半生状態になるよう、表面だけ焼いてオムレツ形に整えます。
盛り付け
ごはんを盛り付け上にスフレオムレツをのせます。
ビーフハヤシソースを添え、生クリームを散らします。
スフレオムレツにスプーン入れると、中はふわっふわの半熟状態です。
オムレツの形に整えて焼くのが難しそう……という方は、グラタン皿にのせてオーブンで焼いても上手にできます。グラタン皿にご飯、ビーフハヤシソース、その上にスフレオムレツの生地をのせ、200℃のオーブンで7~8分程焼きます。
中がふわふわのビーフオムハヤシドリアの出来上がり♡
ビーフハヤシソースの隠し味に使用したチョコレートやココアは、赤ワインのほのかな酸味やコク、トマトの酸味、玉葱の甘味、色々な材料と一緒に馴染み、じっくり煮込んだ味わいになります。
ソースは前日に作って一晩寝かせ、味を馴染ませてから翌日に温めなおすと、全体的に落ち着き、味わいも深まります。スフレオムレツは冷めてくるとふわふわ感がなくなってくるので、なるべく熱々の状態で召し上がってくださいね。
最後に
合わせるワインは辛口なロゼワインや赤ワインがとてもよく合います。
ふわっふわでまろやかなスフレオムレツに、濃厚なビーフオムハヤシソースが絡み、贅沢で大人な味わいの今回のレシピ。バレンタインはいつもより少しだけ手をかけたお料理を作って、ワインと一緒に自宅でゆっくりと楽しんでみませんか。