こんにちは。KITCHEN CLOWN 五十嵐です。お正月休みも明け、みなさんいかがお過ごしでしょうか!?
12月はコラムをお休みさせていただいていたので、久しぶりにレシピのアップとなりますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします♪
私たちはお正月、シェフの故郷・新潟に帰っていました。実家のある糸魚川という所は、海沿いなので雪はそんなに積もらないのですが、帰る途中の山深い地域は雪が例年以上に積もっていて、電車の窓の向こう側には一面の銀世界が広がっていました。 本当に今シーズンの雪はスゴイ…!!
東京でも寒い日が続いていて、早く暖かくならないかな~と春を待ち望んでいる方も多いでしょう。 でも、こんな季節はアツアツの料理を「フゥフゥ」しながら食べる幸せがありますよね。という事で、今回は心も身体の芯から温まるレシピをご紹介します。
合わせるワイン
アルザス ピノ・ブラン
生産国:フランス、アルザス
タイプ:白ワイン
品種:ピノ・オーセロワ80%、ピノ・ブラン20%
※規定でラベル上の「ピノ・ブラン表記」が認められています。
オーナーであるジャン・フランソワは、ぶどう栽培農家だった父の畑を継いで、1999年にワインナリ―起ち上げます。ビオディナミ農法の取り入れ、土壌とぶどうの樹にとっての最高のバランスを常に追い求めているといいます。
もちろんそれは畑だけでなく醸造面にも及びます。アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母を用い、酸化防止剤も最小限に抑えられた、自然派のワインです。
材料:1人分
下仁田葱 2本
生クリーム 100cc
バター 10g
ミックスチーズ 30g
※できればグリュイエール
塩・こしょう 適量
作り方
【1】下仁田葱は泥を落とし、白い部分を1.5cm位の厚さに切り、青い部分はみじん切りにする。
【2】鍋にバターを入れ、中火にかける。バターが溶けてきたら下仁田葱の白い部分を並べて入れる。
【3】【2】に塩・こしょうをふり、蓋をする。弱火にして、1分程蒸し煮にする。
【4】蓋をあけ、葱を裏返す。
【5】生クリームを入れる。
【6】さらに、下仁田葱の青い部分を入れ、蓋をして3分程蒸し煮にする。
【7】葱がとろーっと柔らかく煮えたら、グラタン皿に移す。※この時クリームソースの味をみて、塩・こしょうが足りなければ加え、味を整える。
【8】【7】の上にチーズをかける。
【9】トースターで焦げ目がつくまで焼いたら、出来上がり。
ワインは花の香りがします!そして黄色い果実を思わせる香りが広がっています。酸は柔らかいのですが、しっかりと存在感があります。とても親しみやすいワインです。
下仁田葱はとろーっとしていて甘い!さらにクリーミーでコクのあるソースと香ばしいチーズ。濃厚な味わいでも、ボリューム感がワインにしっかりあるので、決して負けません。ワインのキリッとした酸が、とろみのある濃厚な味わいを引き締めてくれて、飽きることなく箸を勧めてくれますよ♪
みなさんも、寒い冬を温かい料理とワインで乗り切ってください。