街はすっかりバレンタイン色。最近では彼チョコや友チョコより、自分チョコが主流になってきているそうですが...せっかくだから「大切な人へ、愛や感謝の気持ちを伝える日にしたいな」と思いませんか？ いつもは買わない特別なチョコだったり、ヨーロッパ風に花束やメッセージカードだったり、ちょっとした手料理だったり。表現の形は何でもいいんですよね。 私からのご提案は、自分スタイルにアレンジを楽しめる「フレーバーナッツ」。フライパンでコロコロ焼いて、お好みのフレーバーをチャチャッとまぶすだけの調理。
オーブンでのローストもカラメリゼも必要ないので、思い立ったらすぐできちゃう。カリカリパクパク、そしてワインをゴクゴク、これはもう止まりません！
ワイン愛好家の方は、甘口ではないワインのほのかな甘みを感じ取る味覚の持ち主。今回のレシピもコーティングのハチミツは最低限にし、この「ほんのり感じる甘み」に近づけました。 甘くないからこそ、ちょっと変わったフレーバーでのアレンジも自在ですよ。
それでは、2種のフレーバーナッツの作り方をご紹介します。
ほろ苦カカオナッツの材料
[難易度]★☆☆
[調理時間]0分
お好みのナッツ 50～60g
※アーモンド、クルミ、カシューナッツなど
ハチミツ 大さじ1
ココアパウダー 小さじ1
作り方
【1】ナッツはフライパンで乾煎りする。途中転がしながら、中火で2～3分。
【2】弱火にしてハチミツを加えて全体をからめ、ハチミツが色づいてきたら取出す。
【3】粗熱がとれたら手でほぐし、ココアをまぶして完成。
ココアはピュア・純ココアなどの表記のある無糖タイプがオススメですが、苦みが苦手な方はミルクココアを選んでください。 仕上げにシナモンやナツメグ、カルダモン、ジンジャー、黒胡椒などのスパイスを1～2ふりすると更に大人味に。スパイス選びに自信がない方は、数種のスパイスをバランスよく配合されてるオールスパイスがオススメです。
ハニーマスタードナッツの材料
[難易度]★☆☆
[調理時間]0分
お好みのナッツ 50～60g
※アーモンド、クルミ、カシューナッツなど
ハチミツ 大さじ1
粒マスタード 小さじ1
作り方
【1】カカオナッツ同様にナッツを乾煎り。弱火にしてハチミツ大さじ1・粒マスタードをよく混ぜてからめ、色づいてきたら取出す。
【2】粗熱がとれたら手でほぐして完成。
仕上げにドライパセリや粉チーズをまぶしてもOK！ガーリックパウダーやカレーパウダーでアレンジしたり、ドライフルーツを混ぜるのもオススメです。
合せるワインはフレーバー次第、白・赤・スパークリング何でもいけちゃいます。100円ショップで売ってるプリンカップに詰め、ワインと一緒に籠に入れて。ちょっと変わったバレンタインのプレゼントにいかがですか？
合わせるワイン
「Iniesta Corazon Loco Tinto（イニエスタ・コラソン・ロコ ティント）」
タイプ：赤（ミディアムボディ）
生産国：スペイン
品種：テンプラニーリョ70％、プティ・ヴェルド20％、シラー10％
イニエスタと聞いて、あれ？って思った方もいらっしゃるのですは？そう、スペインが誇る世界的サッカー選手、アンドレス・イニエスタ。彼がラマンチャに所有するワイナリーから生まれたワイン。
ハートのデザインがキュートなエチケット。「コラソン・ロコ」とはスペイン語で熱烈な想いという意味。その下に小さく「La pasion va por dentro（情熱を内に秘めて）」という言葉も添えられています。
私のイチオシは、赤ワイン（写真左）。チェリーのような赤い可愛らしい風味の中に、ほのかなスパイスとなめらかなタンニン。白、ロゼ、この赤と共通するのは、親しみやすさと優しさ。でも、タンニンや苦み、アルコール感もしっかり。ほっこり家飲みはもちろん、みんなでワイワイ盛り上がるシーンにもピッタリです。