家で1人でワインを飲むとき、以前は1本飲みきるのにかなり時間がかかっていたのですが、最近はワインに慣れてきたのか2~3日で空けられるようになってきました。進歩♪
また、ワインに合わせた料理を考えるうちに、独特の法則?みたいなものに気づきました。
和食に慣れていると自然と甘×辛的な味の補完関係を考えてしまうのですが、ワインの場合は料理とワインの方向性を揃えたほうがうまくいくのですね。
甘×甘、辛×辛、軽×軽、重×重…ちょっと不思議な気がしますが、最近はそんなことを意識しつつメニューを考えています。
さて、ワイン党の方には珍しがられるのですが、私は甘口ワインが結構好きです。
今年のバレンタインデーには甘口スパークリングのモスカート・ダスティを用意しました。
モスカート・ダスティはその名の通り、マスカットで造られたデザートのように甘いイタリアのスパークリングワイン。アルコール度数が低めで、泡もきつくなく、とても飲みやすいワインです。
先ほどの法則に従って、甘×甘…とはいえあまり甘ったるすぎるスイーツは好きではないので、甘さは控えめ、食感は軽めのビターなガトーショコラを焼きました。
バレンタインにぴったりのあま~い組み合わせになりましたので、ご紹介しますね。
米粉のさっくりガトーショコラの材料:15cmケーキ型1個分
板チョコ(ブラック) 3枚(150g)
無塩バター 100g
卵 4個
米粉 40g
ココアパウダー 30g
グラニュー糖 40g
粉砂糖 適量
【下準備】
・型にオーブンシートを敷いておく。
・米粉とココアパウダーは合わせてふるっておく。
・卵は白身と黄身に分ける。
・オーブンを170度に予熱する。
作り方
【1】メレンゲを作る。卵白を白っぽくなるまで泡立てたらグラニュー糖の1/3を加えてさらに泡立て、柔らかく角が立ったら残りのグラニュー糖を加えてきめ細かいメレンゲになるまで泡立てる。
【2】チョコレートを砕いてバターと一緒に湯煎し、滑らかになったら卵黄を加えて混ぜる。
【3】【2】にメレンゲを少量加え泡立て器で混ぜ合わせる。
【4】 残りのメレンゲ全量を加えて、ゴムべらで泡を潰さないように手早く混ぜる。
【5】合わせてふるっておいたココアパウダーと米粉を加え、ゴムべらで切るようにしてムラがなくなるまで混ぜ合わせる。
【6】型に生地を流し入れて表面をならし、170度に予熱したオーブンで45分焼く。竹串を刺してドロっとした生地がついてこなければOK。
【7】型に入れたまま網にのせて冷ます。粉糖を表面にふって完成。
おわりに
ガトーショコラというとしっとりした重めのケーキを思い浮かべますが、米粉で作るとさっくりふんわり焼き上がります!余ったぶんは1ピースずつラップにくるんで冷蔵庫へ。翌日になるといつものしっとりしたガトーショコラも楽しめます。
あま~いモスカート・ダスティとブラックチョコレートのビターなガトーショコラ、大人の組み合わせでうっとりしてしまいました♪
ガトーショコラは材料も工程も比較的シンプルなケーキですので、市販のケーキは甘すぎると感じている方、ぜひ作ってみてくださいね!