最近は、暖かい日も増え、すっかり春らしくなってきました。まずは、食卓から春を取り入れていきたいものです。
そこで今回は、雪が解け始める頃、春を告げてくれる食材「ふきのとう」を使ったレシピをご紹介します。
幼い頃は苦手だったこの苦味が、大人になると癖になってしまいます。シンプルに天ぷらにするのも美味しいのですが、スペインオムレツに入れてアレンジしていきます。
もちろん、合わせるワインもスペインです。みなさんも、春の訪れを味わってください!
合わせるワイン
カステロ デ メディナ ベルデホ
産地:スペイン・ルエダ
品種:ベルデホ:100%
ルエダではわずか10%しかいないという自社畑100%の葡萄にこだわる造り手です。
伝統的な造りの手法と最新の設備、技術を融合させモダンなワインを生み出しています。スペイン権威評価誌「ペニン・ガイド」で91点を獲得し、注目を集めています。
材料
ふきのとう 1パック
卵 5ヶ
玉ねぎ 1/4ヶ
にんにく(みじん切) 小さじ1
塩・こしょう 適量
オリーブオイル 60cc
作り方
【1】ふきのとうは、水でぬらして固く絞ったペーパーで表面を優しく拭き、適当な大きさに切る。玉ねぎは、みじん切りにする。卵はボールに解きほぐしておく。
【2】フライパン(できれば直径18cm位)にオリーブオイルを注ぎ、温まったら、ふきのとう、玉ねぎ、にんにくを入れ、塩・こしょうをふって炒める。
【3】ふきのとうがしんなりして、火が通ったら卵を入れる。
【4】弱火で卵をかき混ぜながら、半熟状になるまで焼く。
【5】フライパンの上に皿をかぶせ、手をそえたままフライパンを裏返します。
【6】オムレツをいったん皿の上に取り出す。
【7】そのまま焼けた表面を上にした状態で、再びフライパンの中に滑り込ませ、裏面を焼きながら、円形に形を整える。
【8】裏面が焼き固まったら、皿に取り出して出来上がり。
ワインは、トロピカルフルーツのようなアロマと青草の様な青っぽい印象もあります。そして、ふきのとうの青々した香り。春を感じます♪ 味わいは、ふくよかで力強いのですがフレッシュな酸も感じバランスがとれています。少し渋みを感じるような持続性のある余韻とふきのとうの苦みが驚くほど良く合います。
ふきのとうは、油との相性がとてもよくたっぷりのオイルで炒めてあげると、香りがとてもよくなります! じゃが芋やチーズを入れても、美味しいので、ぜひ自分好みにアレンジしてみて下さい。