はじめに
日本酒とワインは酒類の分類として同じ「醸造酒」ということはご存じでしょうか。
醸造酒は、原料の果実や穀物を酵母の力で発酵させて造られたお酒のことをいいます。日本酒は原料がお米で、ワインはぶどうが主に原料となります。
醸造酒は醸しの間に生まれた味わい深さが魅力の一つです。この深みに魅力を感じている人はワインを好きな可能性大なのです! という事で、今回は日本酒が好きな人におすすめのワインをご紹介します。
日本酒タイプ別おすすめワイン
日本酒にもいろいろなタイプがあります。すっきり淡麗辛口からこくのある芳醇旨口、また甘口などがあります。赤ワインはタンニンがあるのが特徴なので、渋味のない白ワインをタイプ別におすすめしましょう。
淡麗辛口タイプ
すっきりとした後味がお好きな方にはイタリア・ヴェネト地方のソアヴェクラシコはいかがでしょうか。ガルガーネガ種を使用したフレッシュな果実味と心地よい酸味が特徴です。
またポルトガルのアリント種もレモンのような酸味を持ち、口の中をさっぱりとしてくれるのが魅力的です。香りが豊かなだけではなく心地よい酸味も持ち合わせているぶどうを使用しているワインがいいですね。
オススメの1本
ピエロパン ソアーヴェ・クラッシコ 750ml [イタリア/白ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]
Amazonで見る芳醇旨口タイプ
こくのあるまろやかさがお好きな方には、オーストラリアやチリなどのニューワールドのワインはいかがでしょうか。日照時間や気象条件に恵まれたニューワールドでは香りも風味もしっかりとしたワインが多く造られています。
そのなかでもおすすめなのは”Reserve”や“Grand Reserve”と表記された、樽での長期熟成を経たものです。醸造過程のひとつである樽熟成を長めにとることで樽の風味がワインに移り、こくのあるまろやかな仕上がりとなります。
ぶどうはシャルドネやソーヴィニヨンブランを使用したものが探しやすくおすすめですね。
オススメの1本
コノスル・シャルドネ・レゼルヴァ 2014 チリ 白ワイン 750ml 辛口
Amazonで見る甘口タイプ
ほんのりとした甘口タイプの日本酒は口当たりが良いものが多いですね。ワインにもほんのり甘口タイプがあります。これがきっかけとなってワインにはまったという方が多いワインは、ドイツの甘口タイプです。
黒猫の愛らしいラベルが特徴のツェラーシュヴァルツカッツや「聖母の乳」という意味のリープフラウミルヒなどが親しみやすくおすすめです。優しい甘みが特徴で、香りももぎたてのりんごや桃、アプリコットのような愛らしい香りが魅力的です。
オススメの1本
猫ラベルでお馴染み シュロスベルグ ツェラー・シュヴァルツ・カッツ・カビネット 白
Amazonで見る最後に
いかがでしょうか。日本酒とワインは共通項も多く、上にあげたワインは和食との相性がいいものでもあります。
いつもの楽しくお酒を飲む時間にバリエーションをつけて、今日はワインにシフトチェンジしてみませんか?