1年中出回るスルメイカとは違い、時期を逃すと手に入らないヤリイカ。春~夏にかけて、産卵に入るため、今の時期が1年で最後のチャンスです。
今回の白ワイン「ロッカ・トレビアーノ・デュ・アブルッツォ」のミネラルが豊富な味わいにあわせ、このヤリイカを食しましょう。
そして、これもこの時期の野菜である菜の花!この青みがまたこのワインにあうんです。
ヤリイカと菜の花を使ったリゾットをヤリイカに詰め込んで、ワインと一緒にお花見ピクニックなんていうのはいかがでしょう?
材料と作り方
【材料:2名分】
ヤリイカ 2杯
菜の花 1/2束
新たまねぎ 1/2個
マスタード 大さじ2
にんにく 1片
米 60g
白ワイン 100ml
水 300ml
塩こしょう 適量
オリーブオイル 適量
ベビーリーフ 適量
※飾りに使うので、無くてもOK
【1】イカをおろす。耳と皮をはぎ、ゲソをばらす。今回は肝を使わない。
【2】ゲソはざっくりとミジン切りにする。
【3】新たまねぎを大きめのミジン切りにする。
【4】菜の花も大きめのミジン切りにする。
【5】フライパンにオリーブオイルとスライスしたニンニクをいれ、香りをつける。そこにカットした新たまねぎを入れる。
【6】新たまねぎがしんなりしたら、ゲソと菜の花を入れ、炒める。白ワインをいれ、アルコールを飛ばしながら、香りをつける。
【7】米とマスタードを入れ、さらに炒める。
【8】水を入れ、沸騰させながら、混ぜ合わせる。
【9】蓋をして、リゾットになるまで蒸らす。
【10】リゾットをイカの中に詰め込む。
【11】リゾットを詰め込んだら、こぼれないように爪楊枝でとめる。
【12】フライパンで、軽く表面をソテーする。火がとおり白く濁ったらOK。ソテーしすぎると固くなってしまうので要注意。お皿に盛りつけて完成。
この料理のポイントはリゾットを詰め込んだ後にソテーする時間に気をつけることです。イカが透明から白くなったぐらいで、フライパンから取り出しましょう。生でもない、焼きイカでもない、その食感も是非、楽しんでいただきたいです。
ヤリイカの味がしっかりと染み込んだリゾット、菜の花の青みをアクセントに「ロッカ・トレビアーノ・デュ・アブルッツォ」がクイッと入ってきます。
日本に花見という文化があって良かった...ワインと一緒に春の訪れを満喫しましょう!!!