出典:http://www.yamanashi-kankou.jp/
はじめに
山梨県甲州市勝沼町には沢山のワイナリーがあり、以前にもいくつか見学させていただいた事があるんですが、今回は「勝沼ぶどうの丘」と「大日影トンネル遊歩道」とへ行ってきたので、ご紹介させていただきます。
大日影トンネル
まずは「大日影トンネル」から....大日影トンネルは勝沼ぶどう郷駅から歩くこと5分のところにあります。
全長1367.8m、幅3.57~3.74m、高さ4.90mのトンネル、明治36年から中央本線下り線として平成9年まで使用されていたトンネルで、現在は廃線となり平成19年に遊歩道として整備され、観光客に開放されています。
トンネル内には天井部、壁面に黒い煤が付着し、電化するまで走っていた蒸気機関車の煙のあとも残っていて、当時のまま時間が止まっているようでした。また、この先にはトンネルワインカーヴがあり、沢山のワインが眠っているんです。
冬は寒いと思いますが、夏は涼しくて歩くには気持ちいいかもしれませんね。トンネルから出たところには桜並木になっているので、これからの季節はオススメの観光スポットです。
トンネルワインカーヴ
出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/トンネルワインカーヴ
トンネル抜けるとワインカーヴの入り口が見えます。
トンネルワインカーヴとは、トンネルを利用したワイン貯蔵庫のことです。温度は年間を通じて6~14℃、湿度は45~65%とワインの熟成には最適な環境となっていて、約100万本のワインを貯蔵できるそうです。
ワインメーカー用と個人用のユニットが用意されていて、レストランや個人用の1ユニットはワイン300本が収容可能できるとか...残念ながら現在はキャンセル待ちだそうです。
勝沼ぶどうの丘
出典:http://www.yamanashi-kankou.jp/
勝沼町一面に広がる葡萄畑の小高い丘に建つのが「勝沼ぶどうの丘」です。こちらは、甲州市が運営する観光施設です。
地下のワインカーヴには、年2回の審査会をパスした甲州市推奨の約180銘柄のワインが保管されています。勝沼産甲州ぶどう100%の原産地ワインやオリジナルボトルワインなど、選びぬかれたワインが豊富にそろっているので、ワインが好きな人であれば1度は行っておくべき施設ですね。
1,520円で専用の試飲容器タートヴァンを購入すると全てのワインを試飲できます。もちろん気に入ったワインはその場で購入することもできるが嬉しいですよね。価格も1000円代~とリーズナブル。 ワイナリーであればテイスティングできる種類も限られますが、勝沼ぶどうの丘のワインカーブであれば、勝沼町のワイナリーで造られているワインがほぼ揃っていて、全て試飲できるので、ワイン好きにとっては夢のような場所ですね。
他にも大人気の「展望レストラン」や「天空の湯」などもあります。天空の湯はそれほど広くはありませんが、露天風呂からの展望は素晴らしいのでオススメです。価格も610円とリーズナブルですし、ぶどうの丘に行った際には、温泉も併せてどうぞ。
名称: 甲州市勝沼ぶどうの丘
住所: 山梨県甲州市勝沼町菱山5093
アクセス: 勝沼ぶどう郷駅の改札口から15分程度
電話番号: 0553-44-2111
公式サイトURL: http://budounooka.com/
おわりに
勝沼ぶどう郷駅や塩山駅周辺にはたくさんのワイナリーがあり、見学や試飲などが楽しめるので、ワインタクシーや乗り合いタクシーを使って気になるワイナリーを巡るのもいいと思います。
これから春になると桜も楽しめるので、日帰りでも十分に楽しむ事ができると思います。