コートを羽織らずに外出できるようになってきましたね。道端に咲く可憐な草花も、心地よい陽の光をたっぷり浴びて気持ち良さそうです。
フランスで春の便りと言えば「ホワイトアスパラ」です。このホワイトアスパラで前菜を一皿作ってみましょう。誰でも簡単に出来る1品なので、ぜひ作ってみてください。
味付けは、ホワイトアスパラの味を十分に楽しめるようにシンプルに。そして、フランスの春を告げる花と言われる「ミモザ」に見立てた茹で卵を散らしています。もちろん、今が旬のグリーンアスパラでも美味しく頂けます。
材料:1人前
ホワイトアスパラ 3本
生ハム 3枚
卵 1個
オリーブオイル 適量
レモン汁 少々
パセリ 少々
胡椒 少々
塩 少々
作り方
【1】ゆで卵を作り、裏ごししておろしておく。
【2】ホワイトアスパラを穂先を残しピーラーで剥く。
【3】沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れホワイトアスパラを3分茹で、笊に上げて氷水でサッと冷やし、笊に上げ水分をしっかり切る。
【4】ホワイトアスパラに生ハムを巻く。
【5】フライパンにオリーブオイルをひき、生ハムに少し焼き色がつく程度に転がしながら焼き、塩、胡椒を少々味付け、最後にレモン汁をふり、お皿に盛りつける。
【6】さいごにミモザ(ゆで卵)とお好みでパセリを散らして完成。
合わせるワイン
合わせるワインは、ホワイトアスパラの産地でもあるロワール地方の白ワイン。
淡いレモンイエローの外観からも爽やかさを感じ、ライム、リンゴ、白い花など、フレッシュなアロマが心地よく、果実味豊かでとてもフルーティーなワインです。和食にも合わせやすいミュスカデは、日本の春野菜との相性もピッタリ♪
ロワール地方は、フランスの白ワイン銘醸地でもあり、全長1000kmに渡るロワール川流域には、白ワインをはじめ、赤、ロゼ、甘口、スパークリングと実に多彩なワインが造られています。
軽やかで、フルーティーなワインが多く、春を感じると飲みたくなるワインです...。さて、今年の春は、ロワールワインと共に楽しんでみてはいかがですか?