ビニール袋で簡単にできちゃうグラノーラスコーン

最近、注目されているノンアルコールワイン。ノンアルコールワインとは、アルコール分を全く含まない、あるいは1%未満のアルコール分を含むワインのことを指します。

国内のメーカーもワイン風味のアルコールフリーの飲料を多く出しています。

葡萄ジュースと何が違うんだろう.....と思っていませんか? 製法は主に2つ。

【1】葡萄果汁に酵母を加えて発酵させた後、蒸留してアルコールを取り除く。

【2】アルコールを生成させず、風味を添加する。

もともとワイン用の葡萄果汁を使うのでノンアルコールでありながら、甘み・渋み・酸味・苦味といったワインの風味は十分に感じられ、赤ワインの場合はポリフェノールもたっぷり。カロリーも低く、非常に健康的な飲み物です。

スパークリングの場合はワイン用の葡萄果汁に炭酸ガスを注入する物が多く、甘口も辛口もあるので、様々なシーンに対応できます。

季節は初夏に向かい、暑い日も増えてきました。「ランチからスパークリングワイン」と言いたいところですが、まだまだひと仕事、ふた仕事...お迎えなどで車の運転もあると思います。そんな時におすすめなのがノンアルコールタイプです。

そこで、今回はノンアルコールワインのスパークリングタイプとお菓子を合わせてみます。甘口のスパークリングを、クッキーやスコーンなど、粉のお菓子に合わせましょう。お菓子の粉っぽさを冷たくて爽やかな泡がリセットしてくれます。もちろん、アルコール入りのスパークリングに合わせても構いません!

材料:5個分

薄力粉 120g

べーキングパウダー 小さじ1

塩 ひとつまみ

きび砂糖 15g

グラノーラ 50g

なたね油 大さじ2

牛乳 大さじ3

【仕上げ用】

牛乳 適量

きび砂糖 適量

作り方

【1】ビニール袋に薄力粉とベーキングパウダー、塩、きび砂糖、グラノーラを入れ、空気を入れてふり混ぜる。(粉をふるうのと同じ効果がある)

【2】牛乳となたね油を混ぜ合わせたものを注ぎいれ、振ったり軽く揉んだりして生地をまとめる。

【3】生地を5等分にして丸め、2センチほどの厚みに平らに整える。

【4】表面に牛乳を塗り、きび砂糖をふりかけて180℃のオーブンで30分焼く。

作った生地は冷凍可。 食べたい時に焼くこともできるので、いつでも作り立てを楽しめます。スコーンはできたての冷めたてがいちばんおいしいお菓子。ほんのり温かくさっくりしたスコーンにシュワっとした冷たいスパークリングを。

合わせるワイン

■商品名:シャメイ スパークリング ホワイトグレープ

生産国:地域 フランス

品種:シャルドネ主体

タイプ:味わい スパークリング・やや甘口

シャルドネを主体としたワイン醸造用葡萄果汁を、発酵はせずに瓶詰め。葡萄本来の甘みが生きたアルコールゼロ、果汁100%のスパークリングです。もちろん甘味料、着色料は一切使っていません。

ワイン用の葡萄を使っているので普通の葡萄ジュースとは全く違う大人っぽい味わい。ブレンドによる複雑さも感じられます。個人的には、補糖していないところも健康的でよいと思います。

そして、ラベルもかなり本格的。コルクを針金で止めているところもポイントが高いですよね。

雰囲気に酔うこともなかなか楽しいものです。素敵なグラスで泡を楽しんだら、また元気に過ごせそうですね!

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料理研究家/フードコーディネーター/チーズプロフェッショナル/ワインエキスパート
本郷台駅徒歩3分の自宅にて「パン&料理教室 サロンドファリーヌ」を主催。自家製酵母パン、ドイツパンについても研究を深めている。パン屋さんを巡ることがライフワーク。

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