はじめに
先日、奈良から柿の葉寿司をお取り寄せしたので、シャンパーニュを合わせてみました。お寿司をつまみながらシャンパンを飲むって贅沢ですよね。
今回、なぜシャンパンを選んだかというと、シャンパンは繊細でエレガントなのでお寿司の味の邪魔せず、それでいて自己主張もできる香りと味わいを持っているからです。
ワインはその温度によって酸味の感じ方が変わり、冷たくなるほど酸味は感じにくくなるので、シャンパンの酸味と酢飯の酸味がマッチします。いまでは、お寿司やさんでもシャンパンを置いているお店が多数見かけるようになりました。
合わせるシャンパン
今回選んだのは、モエ・エ・シャンドン社のブリュット・アンペリアルのキャールサイズ。 モエ・エ・シャンドンは大手メーカーの1つで、かの有名な「ドン・ペリニヨン」はモエ・エ・シャンドン社の高級銘柄でもあります。
キャールサイズとは、シャンパーニュのボトルサイズで187mlのことです。普通サイズは750mlでブテイユと言います。
ブテイユサイズと比較してみると、とても、かわいらしいキャールサイズですね。
ちなみにモエ・エ・シャンドンは187ml~15Lまで9サイズ販売されています。15Lのボトルサイズなんて見てみたいものですね。
ワンポイント豆知識
シャンパーニュのコルクを抜くときの基本は、なるべく音をたてずにシュッと開け、泡も出さないようにします。このシュッという音を「天使の溜息」とも言います。
ただし、お祝いなどの派手なイベント時は例外として、シャンパンを豪快に空けます。この時、シャンパンから飛び出すコルクのスピードは時速約40キロだとか。
おわりに
今回の柿の葉寿司だけではなく、シャンパーニュとお寿司とのマリアージュは楽しめそうです。だだ、タレがついているアナゴやいくらなどはお寿司の方の主張が強くなってしまうかもしれませんね。
フランス シャンパーニュ地方のランスには、最初から最後までシャンパーニュと合わせるミシュランの星を獲得している「ボアイエレクイエール」というレストランがあるそうです。それを考えるとシャンパーニュのマリアージュは奥が深くまだまだ未知の部分がありそうです。