はじめに
5月だというのに、連日30℃近い暑さが続いております。 通常、寒い冬から春になり、緩やかに気温が上がることで、体は夏の暑さに耐えうる体つくりをしていくのですが、今年は5月から暑い...体は、急な気温変化についていけず、体調を崩しやすく、暑さなどのストレスから、活性酸素も発生しやすくなります。
そんな時こそ、抗酸化力のあるビタミン豊富な野菜や果物をたっぷりとり、ストレスをためないよう美味しいワインを飲んで、リラックスする時間が大切になります。
今回は、病気や老化の原因といわれている、活性酸素についてお話したいと思います。
活性酸素とは?
現在知られている病気の80%は体内の活性酸素が原因といわれています。
食生活の欧米化や添加物、加工食品、揚げ物、ジャンクフードなどが活性酸素を増やしますが、その他にも睡眠不足、喫煙、激しい運動、電磁波、紫外線、大気汚染なども活性酸素の原因になります。
そもそも、活性酸素とは何でしょう?
簡単に言えば、体が錆びることです。活性酸素が発生すれば、老化やしわ、しみの原因、がんや生活習慣病を引き起こします。
反対に言えば、活性酸素を抑えることができれば、心臓病・癌・老化などを抑えられるということになります。活性酸素をできるだけ発生させないよう心がけることが、病気や老化を防ぐことにもなります。
活性酸素を抑えるには?
では、活性酸素を発生させないためには、どうしたらよいでしょうか。
・抗酸化物質をたくさん含む食物を摂取する。
・ストレスをためないようにする。
・紫外線をあびない。
・喫煙をやめる。
特に、抗酸化成分を豊富に含むビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、ポリフェノールを含む食べ物を食べることは、活性酸素を発生させない、活性酸素に負けない体をつくります。
抗酸化生物を含む食材
生の果物(キウイやいちごなど)や野菜(ブロッコリーやパプリカ)に含まれるビタミンCは抗酸化力が強く、コラーゲンの合成にも必要なので、女性の美肌には欠かせません。多量にとっても、余剰分は排泄されるので、毎日たっぷりとってください。
ワインのお共にもぴったりなナッツ類や魚介類、オリーブ油・かぼちゃなどに多く含まれるビタミンEは血行をよくし、肩こり、冷え症の緩和にもなります。
レバーやうなぎに含まれるビタミンAは粘膜や皮膚の健康を維持するのに必要なビタミン。目や粘膜・皮膚を乾燥させないようにすることにも欠かせません。肌あれが気になる方はビタミンAが不足しているのかもしれません。
ポリフェノールも効果あり
そして、緑茶やワインに含まれるポリフェノールは、活性酸素を中和する働きがあります。 ポリフェノール豊富な赤ワインと、ビタミンAたっぷりのレバーのムースや、うなぎのラグーパスタ。オリーブ油をたっぷり使ったドレッシングでビタミンC豊富なお野菜や果物でサラダを作ったりと。
家ワインの様々なレシピを参考に、素敵なワインライフを楽しんでみてください。
おわりに
肌の美しさは、体の中の美しさと比例します。抗酸化力の強い食べ物と赤ワインで、夏に負けない体づくりを目指してください。