北信濃の小高い丘の上にあるワイナリーレストラン・サンクゼール

長野県上水内郡飯綱町の標高600mの高台...長閑な風景が見渡せる丘の上にレストランやデリカテッセン、ワイナリー、そして本格的なチャペルが隣接する「サンクゼールの丘」に行ってきました。

さて、今回のお目当ては「ワイナリーレストラン・サンクゼール」です。

入口玄関には、木製のサンクゼールの文字が出迎えてくれました。 「St.Cousair(サンクゼール)」とは発音はフランス語ですが、サンは「St=聖なる」、クゼールは社長の久世良三氏の名字に由来し、久世をフランス語に発音したもの。

要するに「Cousair=久世」なんです。また、久世良三氏はクリスチャンなので、キリスト教に元づいて「St=聖なる」をつけた事が理解できます。

ワイナリーレストラン・サンクゼールは1989年(平成1年)に欧風レストラン・サンクゼールとしてオープンしました。建物はスペイン、バルセロナの郊外、美術家夫妻の経営するオーベルジュ(旅籠屋)をモデルとしました。暖かい雰囲気をもつ農村リゾートの象徴となるようにと願いを込めて造られました。「ワインは料理と共にあり」地物の素材をふんだんに使った料理とワインは恋人同士のように互いに寄り添いながら、素晴らしいハーモニーを奏でます。ここからの景色はなだらかな輪郭の北信五岳、志賀高原と田園風景が一望できます。窓の下には垣根仕立ての葡萄畑が美しく続いています。 出典:http://www.stcousair.co.jp/

入口すぐには、階下に続く階段がありました。こちらはレセプションルームでしょうか?ゆったりと落ち着けるコーナー(部屋)です。今回は予約を入れていたため待ち時間はなかったので、階下には下りず写真だけ撮りました。

出典:http://www.stcousair.co.jp/

ワイナリーレストラン・サンクゼールは、その入口から連想されるより中はずっと広く、外に向かう側はすべてガラスで視界が開けていました。自然を満喫できる景色にしばらく時が止まります。

目の前の窓の下には山の斜面を切り開いたかわいい垣根仕立てのぶどう畑がありました。

そして、ワイナリーレストラン・サンクゼールとの出会いに祝福して、スパークリングワインを頼みました。もちろん銘柄は「サンクゼール・スパークリング」です。

サンクゼール・スパークリング ブリュットは、サンクゼールで造られているシャルドネ100%のブランドブランのスパークリングワイン。シャンパーニュ方式で造られ、瓶内熟成は3年だそうです。

しっかりした果実香(柑橘や青りんご)、イースト香、ミネラル感もあり美味しいスパークリングワインでした。細かな泡が立ち上る様にホッと一息、贅沢な時間を感じさせてくれます。

こちらの写真はサンクゼールスパーリングと一緒にいただいた前菜なんですが、器のなかで季節を感じ、とても美味しくいただきました。飯綱町は高原野菜のメッカとも言われています。夏野菜を使ったサラダは是非食べていただきたい逸品です。

ワイナリーの方のお店には、サンクゼール・スパークリングBrut以外のスパークリングワイン「Nagano Ryugan」が並んでいました。竜眼とは善光寺のいう別名をもつ長野のブドウです。(こちらはレストランのワインリストにはありません) 北信濃の小高い丘の上からの最高のロケーション。そして青い空と緑の草原とのコントラストに自然いっぱいのグルメ...本当に素敵な場所なので、機会があればぜひ足を運んでみて下さい。

公式サイトはこちら

名称: ワイナリーレストラン・サンクゼール

住所: 長野県上水内郡飯網町芋川1260

アクセス: 信越線牟礼駅下車タクシーで5分

電話番号: 026-253-8070

サンクゼール
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横浜在住の本職は薬剤師。ある日突然ワインに目覚め、ワインの奥深さに驚き、それから、ワインの勉強には現在進行形です。

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