マグロとアメリカンチェリー、ビーツのタルタル

7月のワイン飯レシピは、東京都目黒区の住宅街にひっそりと佇む一軒家レストラン「tokiya」さんにお願いしました。

お届けする「シャトー・ジャケ」はメルロを主体にカベルネ・フランやマルベックがブレンドされた、フランスはボルドー産の赤ワイン。女性醸造家が手がけたとあって、柔和さやエレガンスを感じる1本です。

フレンチをベースに季節の食材や果物をふんだんに取り入れ、オリジナリティあふれる料理を提供している「tokiya」さんがこの柔らかなワインにあわせて提案してくれたのは、赤ワイン色の素材を集めた一皿。美しいマリアージュが完成していますので、ぜひお試しくださいね!

材料:4人分

マグロの赤身 200g

アメリカンチェリー 12粒

リンゴ 1/2個

ビーツ 1/4個

みょうが 1個

マスカルポーネ 小さじ4

オリーブオイル 適量

赤ワインビネガー 適量

イタリアンパセリ・ディルなどの香草 適量

塩、ブラックペッパー 適量

穂紫蘇または紫蘇 (お好みで)

作り方

【1】ビーツの皮をむいて軽く塩をふり、10分茹で、氷水に1分ほどつけて冷やし水分を拭き取る。

【2】マグロの切り身にたっぷりと塩をふり、しばらく置く。

【3】食材を5mm角に刻む ・リンゴ角切り。 ・アメリカンチェリーは種を取って角切り。 ・みょうがいちょう切り。 ・マグロは細かめの角切り。 ※塩・水分は拭き取らない。軽く粘り気が出てつなぎになる。 ・ビーツはマグロと同じぐらいの大きさに角切り。 ・イタリアンパセリみじん切り。

【4】3の食材をボウルに入れ、お好みで穂紫蘇を加えて、オリーブオイル・赤ワインビネガーを入れて粘り気がでるまでまぜる。

【5】皿に盛りつけ、マスカルポーネを添えてブラックペッパーをふる。

いかがでしたか?

下ごしらえさえしてしまえば、あとは切って混ぜるだけで本格派な一皿の完成です!エディブル・フラワーで彩りを添えて、見た目にも美しく仕上げましょう。

シャトー・ジャケのフルーツケーキのような甘い香りがチェリーと寄り添い、クリーミーなマグロとマスカルポーネが果実味を包み込んで、華やかながら柔らかくエレガントなマリアージュを楽しめます。

湿度が高くジメジメしがちな季節、気分も暗くなりがちです。そんな時はこの料理で、柔らかでゆっくりとした時間を過ごすのもいいのかもしれません。

[レシピ提供] 学芸大学 tokiya 食べログ 東京都目黒区、学芸大学駅近くの住宅街にひっそりと佇む一軒家レストラン。フレンチをベースに、季節にあわせた創作料理を提案している。果物を取り入れた美しい料理の数々は、ここでしか出会えない芸術作品のようです。

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