簡単ご馳走レシピ。ローストビーフ気分の温製サラダの作り方

サシの入った霜降り肉への崇拝から、赤身肉や熟成肉が注目され始め、お肉ブームの波が広がっています。

がんばったご褒美でお肉にパワーをもらう!という人も増えてる今日この頃。厳しい暑さに疲れて食欲もなくなり、さらさらっと軽く済ませたいけど、思い切ってお肉を食べると元気が湧き上がってくるから不思議ですね。

それなら今夜は、お肉料理の王様ローストビーフでいきますか!いえいえ、身構えなくていいんです。手間もハードルもお値段もお高いあのブロック肉ではなく、ローストビーフ気分を味わう為のお手軽レシピ。調理時間はたったの10分!オーブンも、炊飯器も不要だから初心者も挑戦できちゃいます。

ポイントは3つ「下味はしっかり」「強火で香ばしく」「片面だけ焼く」。牛肉と相性抜群のニンニクオイルをたっぷりかけて、レッツトライ!

材料と作り方

[難易度]★☆☆

[調理時間]10分

[2人分]

牛肉(肩ロース切落し) 200~250g

ホワイトマッシュルーム 2個

リーフレタス 2枚

ニンニクオイル 大さじ1~2

塩・粗挽き黒コショウ 少々

【1】ホワイトマッシュルームを薄切りにし、大きめにちぎったリーフレタスと一緒に水にさらす。4~5分置いてシャキッとしたら、水けをきってお皿に盛りつけ。全体に塩・粗挽き黒コショウ少々をふっておく。

【2】みじん切りにしたニンニクをオリーブオイルに混ぜ、ニンニクオイルを作る。割合は適当でOK!冷蔵庫で1週間ほど保存OK!炒め物、煮込み、スパゲティーなどアレコレ使えストックしておくと便利。

【3】ニンニクオイル大さじ1~2をフライパンに入れ、弱火でゆっくり加熱。この後強火で加熱するので、いつもより一歩手前まで。こうばしい香りがたつまでは炒めないようにする。

【4】牛肉に塩・粗挽き黒コショウをふり、【3】に並べる。ランダムにレア感を残したいので、綺麗に敷き詰めず「ザツ」に並べるようにする。強火&短時間で一気に「片面だけ」焼き、1に盛る。フライパンに残ったオイルをかけて完成。

合わせるワイン

GERARD BERTRAND mosaique des terroirs Rose

[分類] ロゼ(辛口)

[生産] フランス・ラングドック・ルーション地方

[品種] グルナッシュ、サンソー、シラー

甘い香りとクリーンでフレッシュなニュアンス、スモーキーで後味に心地よい酸。淡く美しいロゼらしく、薄くて甘くてはかなくて・・・とはいかず、どっしり、しっかりとした骨格。

これほどしっかりした味わいなのに、呑み疲れずにいつまでも飲み続けられそうな不思議な心地よさ。これからの季節、キンと冷やして夏呑みしたいロゼ。可愛らしい果実味あるので、味付けはドレッシングより塩コショウだけがオススメです。

レシピよりお肉の量を増やしてガッツリいきたい時は、同じモザイクシリーズの赤ワイン「ラ・クラープ(写真右)」で。最初は迫力を感じるけど、飲むと爽やか。チェリー・ストロベリーなど、フレッシュな赤い果実と、ピンクペッパーのニュアンス。赤身肉との相性は抜群で、酔いが早く陽気にさせるマリアージュです。

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埼玉県熊谷市出身。両親在住のスペインにてスペイン料理を学ぶ。専門はスペイン料理、ワインにあわせたマリアージュ提案。著書「フライパンひとつで作る絶品パエリア」「5分でできた!」シリーズ全7冊「2ステップレシピ」他。

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