はじめに
前回、ワインの最新情報に役立つ海外ウェブサイトのご紹介をしましたが、今回はワインの学習に役立つサイトをご紹介します。
ソムリエやワインアドバイザーの資格試験に挑戦されているにはもちろん、ワインについて知識を深めたい方にもおすすめの内容です。
おすすめのウェブサイト
ぶどう品種や生産地域について定義をさくっと調べたいときにはジャンシス・ロビンソン氏のサイトがおすすめです。氏は世界中のワイン学習者の教科書的存在「Oxford Companion to Wine」や「Wine Grapes」で世界中のワイン用ぶどう品種1368種を網羅した本の著者であります。生産地域やワイン用語をきっちりカテゴリー別に掲載し、ぶどう品種もシノニム(別名)もカバーしてくれているのはありがたいですね。
最新情報収集編でもご紹介したサイトですが、ワイン学習にももちろん役に立ちます。いま目の前にあるワインがどんなワインであるのか、生産地域やぶどう品種だけではなく関連用語までリンクが貼られ、興味の赴くままに知識を深めていくことができます。
マデリーン・パケット氏が運営するワインのインフォグラフィックがたくさん掲載されたサイトです。文字を読まなくても、絵を見るだけで直感的にワインについての知識を得ることができます。
おまけ
ワインの勉強に疲れたときのためにワインウェブサイトらしいエンターテインメント性のあるページも用意されています。息抜きにのぞいてみてはいかがでしょうか。 アメリカのワインマガジン「ワインスペクテイター」が運営するサイトにあるワインにまつわる質問コーナーです。素朴な質問にもドクターヴィニーが丁寧に分かりやすく答えています。
こちらも同じくワインスペクテイターのサイトです。テイスティングノートだけが掲載され、それをヒントにどんなワインを飲んでいるかを当てるクイズコーナーです。
コメントを読んであれこれ考えるのはなかなかテイスティングの勉強になりますよ。
おわりに
ワインの勉強をしていると、正確な事実を確認したいという機会が良く出てきます。そんなときに事実を体系的に網羅しているサイトは本当に役に立ってくれます。写真や画像も多く、文字だけでは分かりにくいワイン学習を助けてくれますよ。