ココナッツオイルやチアシードなど、最近は色々なスーパーフードが話題ですが、日本の夏にお馴染みのあの食材、しかも普段は捨てている部分がスーパーフードだったこと、ご存知でしたか? その食材とはなんと「スイカの皮」。食べられるというだけでも驚きですが、実は捨てるなんてもったいない、栄養たっぷりの食材だったんです。
夏に必要な栄養の宝庫「スイカの皮」
美肌や免疫力を高めるビタミンB、C、B6を多く含んでいるのに加え、夏の火照った体を冷やす解熱効果が。また、果肉よりも皮に多く含まれる「シトルリン」という栄養素は血管を若返らせて血流を改善する効果があり、冷え性やむくみの改善に役立ちます。抗酸化作用やコラーゲンの分解を抑える効果もあるため、肌を保湿したり、紫外線から肌を守る効果が期待できます。
古くは薬の材料として漢方でも用いられていたそうで、身近な食材の、しかも今まで捨ててしまっていた部分にこんな力があったとは…。海外のサイトでそんなスイカの皮を使ったピクルスのレシピを見つけましたので、ご紹介します。
スイカの皮のピクルスの作り方
▼材料 スイカの皮
- ピクルス液 -
白ワインビネガー 2カップ
水 2カップ
砂糖 4カップ
シナモンスティック 3本
クローブホール 小さじ1
オールスパイス 小さじ1
レモン(スライス) 1個
【1】スイカの外側の緑の皮をピーラーでむき、赤い果肉部分も切り落として2~3cm角にカットする。
【2】塩水に一晩つけておき、その後塩分を洗い流して水分をふき取る。
【3】ピクルス液の材料をあわせて5分ほど煮る。カットしたスイカの皮を入れ、透明になるまで煮詰める。
【4】消毒した保存瓶に入れて密封したらできあがり。
出典:FOOD.
※このレシピは海外サイズです。ご自宅ではちょうどいい分量で作ることをオススメします。
おわりに
ピクルスにすれば、ワインのお供として楽しめますね~♪ その他にもシンプルにオリーブオイルと塩コショウでソテーしたり、煮詰めてジャムにしたりしても美味しいようです。スイカの他にも、メロンやカボチャの皮でも同じようにピクルスにできるんだとか。
一物全体、自然の食材に捨てるところはないんですね~。 この夏、次回のスイカでぜひ作ってみようと思います。