はじめに
今日は南仏郷土料理“ピサラディエール”をご紹介させて頂きます。ピザ生地にじっくり炒めたタマネギとアンチョビ、黒オリーブをトッピングして焼き上げたピザの様なニースの郷土料理です。
“ピサラ”とはニースの言葉で『塩漬けの魚』という意味で、アンチョビの塩気とじっくり炒めたタマネギの甘みが絶妙です。キリッと冷やしたロゼワインや白ワインがグイグイ進んでしまう一品で、
とても簡単に出来るので是非作ってみてください。
材料:作りやすい分量
市販ピザクラスト 1枚
タマネギ 2玉
アンチョビのオイル漬け 8枚
黒オリーブ 5個
オリーブオイル 適量
作り方
【1】タマネギは薄くスライスし、黒オリーブは輪切りにスライスする。アンチョビはオイルを軽く拭き取っておく。
【2】スライスしたタマネギをオリーブオイルで炒める。火加減は中火から始め、タマネギがしんなりしてきたら弱火で炒めます。
【3】飴色になるまで30分位じっくりと炒めます。
【4】ピザクラストに炒めたタマネギを薄く敷く。
【5】放射線状にアンチョビを並べ、その間に黒オリーブを散らす。200℃に熱したオーブンで生地に焼き色がつく様に5分位焼いて出来上がりです。
まとめ
ピザ生地の他に、スライスしたバケットに具材を乗せてタルティ−ヌとしても楽しめ、アペリティフのおつまみとしても大活躍してくれるレシピです。
ポイントはタマネギをじっくり炒め甘みを引き出す事です。飴色になるまで炒めるには30分位かかってしまいますが、この手間ひまが美味しさの秘訣です。
この飴色タマネギはハンバーグやスープ、カレーなどにも使えるので沢山作っておくと色々とアレンジ出来るのでとても便利です。冷凍保存も出来るので、時間が無いときも冷凍庫にストックしておくととても助かりますよ。
冷やしたワインと合わせて、南仏郷土料理「ピサラディエール」を楽しんでみてはいかがでしょうか?