ワイン好きなら押えておきたい3つの赤ワイン用ブドウ品種

はじめに


カベルネソーヴィニヨンでしっかりしたワインの良さを知り、ピノノワールでフルーティーなタイプも美味しいと感じている。

今回はそんな赤ワインの懐の広さにはまりつつある赤ワインラヴァーの方におすすめしたい、赤ワイン用ブドウ品種を3つご紹介いたします。

テンプラニーリョ(Tempranillo)


スペインワインの代名詞のように知られているブドウ品種です。スペインでは樽による熟成を経てから出荷されるものが多いです。短期熟成のものは豊かな果実味を感じることができ、長期熟成のものは溶け込んだようなタンニンとそれを裏打ちする酸が素晴らしく、正に変幻自在なブドウといえます。

カベルネソーヴィニヨンのどっしりさとピノノワールの軽快さの両方がお好みの方におすすめです。

お店で探すなら
スペイン(リオハ地方)
短期熟成のものは「テンプラニーリョ」とブドウ品種のみラベルに表記されているものを、長期熟成の重めのものは「レゼルヴァ Reserva」「グランレゼルヴァ Gran Reserva」とあるものをお選びください。その中間がよければ「クリアンサ Crianza」とあるものを探してください。

カベルネフラン(Cabernet Franc)


野菜のような香りと例えられることがあり敬遠されがちですが、実際飲んでみると滑らかなタンニンでベリー系の香りがする愛らしいワインです。

フランス・ボルドー地方ではカベルネソーヴィニヨンやメルローとブレンドされることが多いです。しかしフランス・ロワール地方ではカベルネフランだけで素晴らしいワインが造られています。

ピノノワールの軽やかさがお好きな方におすすめです。

お店で探すなら
シノン(フランス・ロワール地方)
アンジュー(フランス・ロワール地方)

マルベック(Malbec)


濃い赤紫色を呈し、ブラックチェリーやプラム、ブラックベリーなど、赤紫系果実をぎゅっと閉じ込めた果実爆弾のようなワインに仕上がります。アルゼンチンで成功している品種です。

フランスでは南西地方でメインのブドウとして、ボルドー地方ではブレンド用品種として使用されています。カベルネソーヴィニヨンの重厚な飲み口とメルローの滑らかさがお好きな方におすすめです。

お店で探すなら
アルゼンチン
カオール(フランス・南西地方)

まとめ


ひとつ好みのブドウ品種が見つかると、そこからまた好きなワインのタイプが見えてきます。いろいろなブドウ品種にチャレンジして好みのワインを見つけましょう。

ワイン業界に携わり12年目を迎えました。「正しい情報を分かりやすく」をモットーにコラムをお届けします。果実味と酸味のバランスのとれたワインが好き。日本ソムリエ協会ワインアドバイザー。

おすすめの記事

もうワイン選びで失敗しない!良いワインショップ選びのポイントとは?

家でワインを楽しむワイン好きな皆さんは、いつもどこで購入していますか?ワインは重いのでネット通販を利用される方も多いでしょう。しかし、ワイン初心者にとってネット上でワインを選ぶのはなかなかハードルが高いかもしれません。そもそも、実店舗でも通販サイトでも、どのショップで買い物をしたらよいのかということから悩んでしまいます。 そこで今日は、ワイン選びで失敗しないためにも、良いワインショップを見分けるポイントをお伝えしたいと思います。

イタリアワインの格付け「DOCGとDOC」の違いとは?

イタリアワインのラベルやキャップシールに「DOCG」「DOC」という文言を見たことがありますか?この言葉はいったい何を意味しているのでしょうか。 今回はイタリアワインの格付け「DOCG」、「DOC」についてご紹介いたします。 ヨーロッパのワインには品質分類がある イタリアを含む、フランス、ドイツなどのヨーロッパ諸国にはワインを品質で分類したヒエラルキーがあり、どの国も大枠は同じようなものになっています。 簡単にいうと、上の分類になればなるほど、厳しい法律が定められていて格が高くなる、またその見返りとして土地の名前を名乗ることが認められているというものです。フランスの最上級の等級はAOC(Appellation d'Origine Contrôlée)と呼ばれており、それと同じ位置づけにあるイタリアの等級がDOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)なのです。

ワイングラスでの乾杯で、音を立てるのはマナー違反?

ビールジョッキでは豪勢を音を立てても良いけれど、ワイングラスで乾杯するときは決してグラス同士をぶつけてはいけない──日本では、それがマナーとして認識されています。 しかしながら、創業250年の歴史を誇る老舗ワインブランド・リーデルは、2011年に「乾杯でグラスをぶつけるのはルール違反ではない」と正式に表明しています。 ただし、繊細な縁同士をぶつけては割れてしまう可能性があるため、正式な乾杯方法は傾けたワイングラスの腹同士をぶつけるのだそうです。 リーデル家10代目当主であるマキシミリアン・リーデル氏も「ワインは色や香り、味わいだけでなく、音も含めて五感で楽しんでくださいね」(参考ページより引用)と発言しており、正しい乾杯方法や奏でられる音色も動画にて確認することができますよ。

関連コラム

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。 Copyright © 家ワイン All Rights Reseved.