10月のワイン飯レシピは、東京は代官山駅前にお店を構える創作和食レストラン「楚々」さんにお願いしました。「五感で感じる日本の四季」をコンセプトに、季節を感じる和食や和菓子、お茶などを提供されています。
お届けする赤ワインは、フランスのラングドック・ルーションから「ル・プティ・スペンサー」。やわらかなタンニンと豊かな果実味の丸みのあるふっくらとした味わいで、秋の味覚にぴったりのワインです。
そこでご提案いただいたのは、秋の味覚・きのこをたっぷり使った和食レシピ。バターを使って、秋らしいこっくりとした風味に仕上げます。
ご自宅でも手軽に、いつもの食材で作れますから、ぜひワインと一緒に味わってみてくださいね。
材料:2人分
豚肩ロース(豚肩以外のロースも可) 100g 2枚
大葉 10枚
にんにく(みじん切り) 少量
しめじ 1/2パック
椎茸 2枚
万能ねぎ(小口切り) 適量
小麦粉(薄力粉) 少量
みりん 50cc
酒 50cc
醤油 100cc
バター 適量
サラダ油 適量
塩、胡椒 適量
作り方
【1】豚肩ロースの筋切りをし、塩・胡椒をして小麦粉を軽くまぶしておく。
【2】エリンギ・椎茸は薄切りにし、しめじと合わせておく。
【3】みりんと酒を鍋に入れアルコールを飛ばし、醤油を加える。粗熱を取り、大葉を加えてミキサーにかける。ミキサーにかけた大葉ソースを鍋で温め、バター10gを加えてよく混ぜる。
【4】フライパンにサラダ油をひいて肉を炒め、火が通る間に別のフライパンにバター・サラダ油をひいてニンニクを炒め、香りが出てきたらきのこ類を全て加えて塩・胡椒で味付けをする。
【5】炒めたきのこ類を皿に移し、火の通った肉を一口大に切ってきのこの上に盛る。ソースをかけ、万能葱の小口切りをのせる。
いかがでしたか? カリニャンの魔術師が造ったワイン…。とってもやわらかくて優しい印象のワインなんです。これは和食の優しさにぴったりですよ。
大葉をたっぷりと使ったソースですが、大葉は裏方に徹していて決して全面には出てこず、バターの風味によって和食とワインが見事にマリアージュしています。
秋にぴったりの、ふくよかな丸みのある優しい味わいの組み合わせです。ぜひお楽しみください!