秋到来!ワインをたっぷり使った秋刀魚の赤ワイン煮

今年の夏は記録的に暑い日が続いたり、寒い日が続いたり...なんとも不思議なお天気が続きましたね。そして、季節はすっかり秋を迎えました。

スーパーに並んでいる食材もすっかり秋らしくなりました。そこで今回は、秋の定番!!秋刀魚です!秋刀魚は焼いて大根おろしで食べる、そんな方が多いと思いますが、たまにはワインと合わせてみるのはいかがでしょう?

季節ものだから、旬な時にたくさん食べておきたい。でも、毎回焼いて食べるだけではつまらないという方、そしてワイン好きの方、是非このレシピ活用してくださいね♪

合わせるワイン

イタリア・トスカーナ キャンティ DOCG / カステッロ・デル・トレッビオ

産地:イタリア・トスカーナ

品種:サンジョヴェーゼ、カナイオーロ

1184年、パッツイ家によって建てられ、67ヘクタールのブドウ畑と約9000本のオリーブの樹、そして自然の森に囲まれている。この城は、1478年、パッツイ家がメディチ家に暗殺を企てた場所でもあるそうです。なんか、歴史を感じますね。。。現オーナーは1968年に購入し、ワイナリ―・住居として使用しています。

充分に熟し豊かなフレーバーを持った果実のみを選択して、スティールタンク内で約1日冷やされ、その後、繊細でフルーティーなアロマとフレッシュさを残しながら発酵に移ります。フレーバーを最大限に残すため瓶詰めされるまでスティールタンクに入れ、春にマロラクティック発酵を終え、ボトリングされるそうです。

材料:1~2人分

さんま 1本

ベーコン 20g

赤ワイン 100cc

ケチャップ 小さじ1

タイム 1枝

バター 10g

サラダ油 適量

塩・こしょう 適量

作り方

【1】さんまは、頭と尾を切り落として、内臓ごと4等分にして、塩をふっておく。

【2】ベーコンは5mm角に切る。フライパンを中火にかけ、サラダ油を薄く引いて、水気をふいたさんまとベーコンを一緒に入れて焼く。

【3】両面に焼き色がついたら、赤ワイン、ケチャップタイムを入れ、中火で15分程煮る。ときどき、煮汁をかけながら、煮詰まりそうだったら水を足し、15分経ったらさんまを皿に取りだす。

【4】フライパンに残った煮汁を強火にかけ煮立たせる。そこに、バターを加えとろみが出たら、塩・こしょうで味を整える。

【5】さんまに【4】をかけたら出来上がり。 ※付け合せはお好みで、茹でた野菜やルッコラ・クレソンなど

いただきます。ワインは、熟した果実やスパイスの香り。フレッシュな酸味がバランス良く、舌触り滑らかなタンニンが感じられます。

秋刀魚も肝が溶け出し赤ワインと合わさり、さらにバターとベーコンのコクも加わったソースで、ワインに合う洋風に大変身!ワインのスパイシーさと滑らかなタンニンが内臓の苦みともうまくマッチしてくれます。

コクのあるソースの秋刀魚と重過ぎず親しみやすいキャンティが好相性♪今年は、秋刀魚の塩焼きだけではなく、ワインと一緒に秋刀魚の赤ワイン煮も是非試してみてくださいね。

夫婦で営むカジュアルフレンチ。 厳選した各国のワインとそれに寄り添う料理、心地よい空間。 経堂でホッと息のつける隠れ家です。

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