キャンティに合わせたズッキーニとパルミジャーノのオープンサンド

イタリアンブームの頃には、まずキャンティを飲み、次はバローロを……といった流れではなかったでしょうか。

さて、今回はイタリアワインのキャンティに合わせたオーブンサンドをご紹介!材料にはズッキーニを使用します。ラタトゥユを作って残った時には、オーブンサンドの材料としても使用できるので、ぜひ覚えておいて下さい。

ズッキーニの歯ごたえに、チーズとの相性も抜群の一品。こんがり焼いたパルミジャーノが旨みをプラスして、ズッキーニが持つ美味しさを引き立ててくれますよ。

材料:2人分

ズッキーニ…1/2本

オリーブ油…大さじ1

ガーリックソルト…適量

オリーブ…5個

オリーブ油…小さじ2

好みのパン…2切れ

A パン粉…大さじ1/2

A パルミジャーノ(粉)…大さじ1

A ミックスハーブ…ふたつまみ

作り方

【1】ズッキーニは2ミリくらいの薄い輪切りにする。

【2】オリーブは4等分位の輪切りにする。

【3】Aの材料を混ぜ合わせる。

【4】フライパンにオリーブ油を温め、ズッキーニを炒める。

【5】ガーリックソルトを加えて混ぜ、火を止める。

【6】パンの上にズッキーニを並べ、【3】をかける。オリーブの輪切りものせてオリーブ油を小さじ1程度かけ、オーブントースターで焦げ目がつくまで焼いたら出来上がり!

合わせるワイン

Chianti Classico Riserva Le Baroncole 2011

ワイン名:キャンティ クラシコ リゼルヴァ ル バロンコーレ 2011

ワイナリー:サン ジュスト ア レンテンナー

産地:イタリア トスカーナ

品種:サンジョヴェーゼ、カナイオーロ

サンジョベーゼから造られるフレッシュで若々しいワイン。果実の甘みが感じられ、甘いトマトやオリーブのような風味もある、誰からも好まれる味わいです。

そんなキャンティですが、最近は小樽で凝縮感を持たせ、熟成感を強くしたタイプも多くなっているようです。今回紹介するワインはモダンなタイプです。樽熟成に負けないしっかり熟したブドウを使い、熟成感を強くして仕上げています。

ややオレンジがかった明るいルビー色。酸もタンニンもまろやかに溶け込んでいて、合わせる料理にうまく調和してくれます。少しベジタブルな風味もあるキャンティに、野菜を使ったオープンサンドを合わせました。簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。


 

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料理研究家/フードコーディネーター/チーズプロフェッショナル/ワインエキスパート
本郷台駅徒歩3分の自宅にて「パン&料理教室 サロンドファリーヌ」を主催。自家製酵母パン、ドイツパンについても研究を深めている。パン屋さんを巡ることがライフワーク。

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