- レストランで
- 持ち寄りのワイン会で
- 格好いい注ぎ方
高級レストランに行くと、立ち居振る舞いが気になるものですよね。出来ればかっこよく、スムーズにできるようになりたいものです。今回はレストランでのワインの注がれ方と、ワイン会やホームパーティーでのワインの注ぎ方のマナーについてご紹介します。
レストランでのマナー
レストランでは絶対に手酌をしないように注意しましょう。
ワインの本場のフランスでは、”女性がワインを男性に注ぐ行為は、娼婦がすることだ”とされ、NGとなっています。
またワインを注がれる際は、グラスを持ち上げるような仕草はしないようにしましょう。グラスを持ってしまうと体温がグラスに伝わり、ワインの味が変化してしまったり、注ぐ側もやりにくいのでワインがごぼれてしまう原因になります。
ワインを注いていただく際のスマートな方法は、目でソムリエさんに合図をし、グラスをテーブルに置いたまま、注いてもらう方法です。
ワイン会やホームパーティーでのマナー
持ちよりのワイン会やホームパーティーで、たくさんの本数のワインがある場合は、「手酌ルール」を決めておくと良いです。
理由は、中には体調の優れない人や、たくさんお酒が飲めない人もいるかもしれません。注ぎ合ってしまうと、強要をしてしまう形になってしまいます。また、ワインが余ってもったいないという現象も起こりうります。
ワインの世界では、このような方法を「南極船方式」と呼ぶ人もいます。なぜなら、南極船に乗っている人は酔っぱらうことが許されていないからです。
格好良いワインの注ぎ方
では、実際自分でワインを注ぐときは、どのように行えば格好よく見えるのでしょうか?
ワインを注ぐとき、ラベルにワインが滴り落ちると血が流れているようで見苦しいです。このようなことを”液だれ”と言います。
ここからは液だれをせずに格好よくワインを注ぐ方法とポイントをご紹介します。またワインを注ぐ際は、トーション(リトー)を用意しておくと、なお良いでしょう。
ワインを注ぐ際の5つのポイント
1:ワインボトルは必ず片手で持ちましょう。
2:ボトルを持つ際、ワインのラベルが上になるように持ちましょう。
3:ボトルは瓶底を持つようにしましょう。手で握るように持っても、ボトル底のくぼみに親指を入れ、他の4本指をボトルに添えて持ってもOKです。
4:ワインを注ぎ終わる際は、ボトルを軽くひねりましょう。液だれ防止になります。
5:注ぎ終わったら、トーション(リトー)で瓶口をぬぐいましょう。
最後に
いかがでしたか?ワインは他のお酒と比べると、注ぐ時・注がれるときに気を付けなければいけないことがあります。
いざという時のためにも、知っておくと安心ですね。事前に注ぐ練習をしてみると、さらにスマートに立ち居振舞えるので、自宅でワインを飲む際に、少し意識して注ぐ練習をしてみると良いかもしれません。