ワインとの相性もバッチリ!電子レンジで作る「マッシュカボチャのデリ風」

日本でもすっかりお馴染みのイベントとなった「ハロウィン」。

今年は例年以上に盛り上がりそうですね。ハロウィンと言えば、魔女やガイコツ、オバケ、仮装、そしてカボチャ!ハロウィンのイベントには興味ないわという方も、せっかくだから、カボチャをワインに合わせてみましょうか。 でもカボチャって硬くて切るのが大変だし、加熱すると煮崩れるし、何かと敬遠されがちな食材・・・でも、大丈夫!初心者さんでもズボラさんでも、簡単にトライできるカボチャ料理をご紹介しましょう。

切り分けも、皮むきや面取りも、面倒な下ごしらえは省略。皮つきのままレンジに入れて、そのままガンガン叩いて潰すだけのお手軽料理。栄養豊富な皮もそのままいただきます。

ワインと相性の良いウィンナー、チーズ、粒マスタードを混ぜればアッという間に完成。塩気のある物と合せると、カボチャの甘みを絶妙にアシストしてくれます。甘いカボチャが少々苦手な男性もいらっしゃるのでは?そんな方もペロリと食べられちゃう1品です。

材料:1~2人分

[難易度]★★☆

[調理時間]15分

カボチャ 150g

ウィンナー 2本

ベビーチーズ 1個

A 粒マスタード 小さじ1

A 塩小さじ 1/5

作り方

【1】カボチャは種をスプーンなどで取り除きます。皮つきのまま耐熱の袋に入れ、電子レンジで柔らかくなるまで加熱します。800wなら2分、600wなら2分40秒が目安。

【2】この間に他の具を用意します。ベビーチーズは5mm角にカット。ウィンナーは輪切りにし、香ばしく仕上げる為フライパンで軽くソテーします。

【3】【1】をレンジから取り出し、袋の上から麺棒などでたたいて潰します。ラップ芯やワインの空き瓶などを使ってもOK。

【4】袋を開けてAを加え、袋の上からよく混ぜます。更に【2】を混ぜ、器に盛って完成。

【5】お招きしてのおもてなしなど、ハロウィン気分を更に味わうならひとくちサイズに盛りつけても。写真では少量ずつラップに包んでキュッと絞り、市販のナッツ(カボチャの種)をのせました。

合わせるワイン

ZEZEN Rosado(ゼゼン ロザ-ド)

[分類] ロゼ(辛口)

[生産] スペイン

[品種] ガルナッチャ100%

カボチャ料理に合うワインなら、フルーティーで酸味のしっかり感じられる物をチョイス。お料理で塩味、ワインで酸味をプラスすることで、カボチャの甘みとのコントラストが絶妙な組合せになります。

「ゼゼン」はバスク語で雄牛のこと。こちらはナヴァーラで最初にビオディナミを始めたワイナリーだそうです。イチゴのキュートなフレーバーと、心地よく広がる爽やかな酸味。

果実味とのバランスも良く、キンと冷やしてスターターにピッタリ。カボチャ料理との相性はもちろんバッチリですが、ちょっと温度が上がってくると軽い肉料理もいけちゃいますよ。

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埼玉県熊谷市出身。両親在住のスペインにてスペイン料理を学ぶ。専門はスペイン料理、ワインにあわせたマリアージュ提案。著書「フライパンひとつで作る絶品パエリア」「5分でできた!」シリーズ全7冊「2ステップレシピ」他。

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