今回のワイン飯レシピは東京都目黒区の住宅街にひっそりと佇む一軒家のレストラン「tokiya」さんにお願いしました。レストランと言っても、内装や雰囲気はカフェのようで、とても居心地がよく、料理はフレンチをベースに季節にあわせたオリジナルで、ここでしか食べられない味に出会えるレストランです。
さて、12月にお届けする白ワイン「マルヴァジーア・デル・サレント IGP ドーディチ・エ・メッツォ」はイタリア・プーリア州、マルヴァジーア・ビアンカを使った白ワイン。南イタリア産のワインとしては、アルコール度数が12.5%と重すぎず、青リンゴや洋ナシ、そしてパイナップルのニュアンスも味わえるワインです。
そこでご提案いただいたレシピは「鰤、大根、大葉、パイナップルのタルタル」。ワインと料理を合わせる際、寄り添わせるか補完するかのどちらかなんですが、今回はワインに寄り添わせた料理です。
材料:4人分
鰤 200g
大根 厚さ3cm
パイナップル 200g
大葉 8枚
塩 適量
オリーブオイル 大さじ1
作り方
【1】たっぷりの水に塩ひとつまみと大根を入れて火にかけ、沸騰したら大根を取り出して冷ます。
【2】鰤に4gの塩をして20分置き、水気を拭く。
【3】鰤と大根をさいの目に切る。
【4】パイナップルは一口サイズにカットする。
【5】大葉はみじん切りにする。
【6】全ての材料をオリーブオイルで和えて、皿に盛る。
シャキッとした大根と鰤の食感が爽やかでヘルシーな仕上がりになりました。大葉の役割が素晴らしくて、どの食材とも喧嘩せずに相性が良いんです。特にパイナップルと大葉の相性は感動的で、本当によくまとめられた料理です。
素材はヘルシーだけど、12月の白ワインはパイナップルに近い味わいなので、白ワイン「マルヴァジーア・デル・サレント IGP ドーディチ・エ・メッツォ」の酸味が料理と寄り添います。 チキンもいいけど、こんな料理で迎えるクリスマスもいいですよね。