ワインに秘められたがん予防の効果を知っていますか?

はじめに

平均寿命の長さで、常に上位にいる日本の女性。寿命の長さと比例するように がんで亡くなる人数も増加しています。

女性が命を落とす癌で多いのは、大腸がん・肺・胃・膵臓・乳がんとなってます。30~65歳代の女性では、乳がんが原因で亡くなっている人が一番多く、働き盛りの女性が検査に行けないことも原因の一つといわれています。

乳がんは早期発見されれば、比較的治りやすいがんのひとつでもあり、定期的な検診・早期発見の大切さを実感しています。がんになる原因として、食生活・喫煙・環境汚染・有害物質・ストレスなどが関係しているといわれています。

ワインと癌の関係

癌細胞を抑制し、抗酸化成分が豊富なポリフェノールを多様に含むワイン。適度なワインを飲みながらの楽しい食事は、ストレス解消にもつながり、がんを予防する効果があると言われています。もちろん飲みすぎはダメで、適量はグラス2杯(1杯125ml)と言われています。

赤ワインに含まれるポリフェノールの一種であるプロアントシアニジンは、エストロゲン依存型の乳がん治療に用いられている成分で、乳がんの予防に効果があります。強力なポリフェノールの一種であるレスベラトロールもがん抑制効果があるだけでなく、寿命延命効果もあることが分かっています。これは米国の研究でも発表されています。

また、ワインに含まれる抗酸化物質、フィトエストロゲンは卵巣がんを抑制する効果があるといわれています。ワインには、血行促進、美肌効果、腸内環境をよくするなど、女性にうれしい効果がたくさんあります。

合わせるおつまみでW効果

そんなワインのおつまみには、美肌にもよく、癌予防にも効果的な栄養がたっぷりの牡蠣はいかかでしょう。 牡蠣は「海のミルク」とも言われ、味覚を正常に保つのに必要な亜鉛をはじめ、タウリン・鉄・などのミネラルやビタミンを豊富に含んでいます。

特に、亜鉛の含有量はほかの食材より多く、牡蠣2粒で一日に必要な量を摂取できます。亜鉛は生殖細胞の代謝に不可欠で、不足するとがんの原因ともなります。また、肝臓の代謝改善、美肌効果もあるので、ワイン好きの美女子にはおすすめの食材です。

おうちで飲むときのお薦めは「缶詰おつまみ 牡蠣のオリーブオイルソース煮」です。

レンジであたためれば お家ワインにぴったり、簡単・おしゃれなおつまみになります。少し時間に余裕がある時は、白ワインとチーズたっぷりの牡蠣リゾットや、パスタを作ってみては!

まとめ

いかがでしたか? 栄養たっぷりの牡蠣とワインで美味しく、楽しく、素敵なクリスマスをお過ごしください。そして、来年も健康第一で、お家ワインを楽しんでくださいね。

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おもてなしイタリアン・フレンチ料理教室 CARPE DIEMを南青山にて主宰。飲食店のメニュー開発やレシピ提供をはじめ、企業様の料理教室の講師など、様々な食の分野で活躍中。健康と美容・アンチエイジングを意識したレシピ作りも提案している。

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