混ぜて焼くだけの簡単レシピ!ひよこ豆パウダーで作るニース名物「ソッカ」

ホクホクして美味しいひよこ豆(別名ガルバンゾ―)は、サラダやカレーに入っていて、お洒落なカフェ風メニューとしてもおなじみの食材になってきました。

「ひよこ豆」という名前は、ひよこに形が似ているからなのですよ。

ひよこ豆は意外とゆで時間が短く、煮込んでも崩れにくいおすすめの食材。スープや煮込み料理に加えるとホクホク感を楽しめます。かわいい形の豆が加わることで、おなじみの料理も一気におしゃれ感が高くなりますね。

女性はホクホクした食材が好きな方が多いことも、人気の理由でしょう。そんなひよこ豆を粉にした「ひよこ豆パウダー」は、これからの注目食材です。 米粉や大豆粉のように、グルテンフリーの食材として、アレルギー対策やダイエット目的に使えるからです。小麦粉の代わりに、パンやお菓子に取り入れられ、栄養価も風味も増すのでおすすめ。食感もグルテンがない分さっくり仕上がります。

まずは小麦粉の一部をひよこ豆の粉に置き換えて、パンやお菓子を作ってみてくださいね。

そして、今回紹介するレシピが、ひよこ豆パウダーに水とオリーブ油を加えて薄く焼いた「ソッカ」。南仏ニースの名物です。ひよこ豆の香ばしい風味と、さっくり&もちもちの生地は、パンとは違う新しい食感。

塩胡椒をふるのが、簡単でシンプルな食べ方ですが、カレーや煮込み料理などの付け合わせの他、ディップを付けたり、サラダを巻いたり、ピザの台にしたり、いろいろと楽しめます。

材料を混ぜ合わせてフライパンで焼くだけ。グルテンがないので練ってもOK。休ませる必要もなし。すごく簡単ですよ!

材料:直径20㎝ 2枚分

ひよこ豆パウダー 50g

オリーブ油 小さじ2

水 50ml

塩 ひとつまみ

作り方

【1】材料をボウルに入れて混ぜ合わせ、熱したフライパンにオリーブ油少々(分量外)を敷き、生地の半分を流して焼く。こんがり焼けたら裏側も焼けば完成です。余った残りの生地で2枚目を焼いて下さい。

 

サクッとしつつも、もっちり食感。焼きたてをいただきましょう。

 

カレーに添えたり、クリームチーズとリンゴのコンポート、トマトソースとセミハードのチーズをのせたり、楽しみ方は無限大!合わせるワインは、南仏のロゼがおすすめです。

ひよこ豆パウダーは、製菓材料店の他、大きなスーパーで手に入ります。見つからない場合は大豆の粉で代用可。きな粉と薄力粉を1:1で混ぜた物でも美味しくできますよ。 ぜひこの機会に作ってみて下さい。

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料理研究家/フードコーディネーター/チーズプロフェッショナル/ワインエキスパート
本郷台駅徒歩3分の自宅にて「パン&料理教室 サロンドファリーヌ」を主催。自家製酵母パン、ドイツパンについても研究を深めている。パン屋さんを巡ることがライフワーク。

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