子供も大人も大好き!ケチャップ味のチキンライス。
ホワイトソースやデミグラスソースをかけたり、薄焼き卵で包んだり、旗を立ててみたり・・おつまみではなくきちんとお食事のイメージですが、ひと工夫するとワインのお供にもなるんです。そのひと工夫とは? まずは味付けです。ケチャップだけで味付けしようとすると、風味や酸味が強くなりすぎてワインの邪魔をしてしまいがち。いつもよりケチャップの分量を減らし、顆粒タイプのコンソメで足りない味と旨みをプラスします。
更に、ご飯ではなく「おかず」のニュアンスを出す為に、チキンはちょっと大きめにカット。ケチャップライスにゴロッとチキンソテーをのせた盛りつけに。材料も作り方も同じだけど、ちょっとご馳走な雰囲気のプレートにアレンジしてみましょう。
材料:1~2人分
【難易度】★★☆
【調理時間】15分
鶏肉もも 2枚
タマネギ 1/2個
オリーブオイル 大さじ2
A 塩 小さじ1
A 黒コショウ 少々
B ケチャップ 大さじ3
B コンソメ顆粒
小さじ2 ごはん 2人分(400g)
作り方
【1】鶏肉を一口大にカットし、Aをふります。厚みのあるお肉なので、下味はしっかりめに。フライパンを中火で熱し、時々返しながら7~8分しっかりソテーします。
【2】タマネギを5mm角にカット。フライパンでオリーブオイルを熱し、タマネギがしんなりするまで中火で2~3分炒めます。タマネギはよーく炒めて水分を飛ばしておくのがポイント。
【3】Bを加え、汁気を飛ばすように中火で1~2分炒めます。ケチャップがオイルと混ざり、鮮やかな色に変わるまで。ごはんを混ぜる前にケチャップの水分を飛ばしておきます。
【4】ここで火を止めます。ご飯が冷えてると混ざりにくいので、加えるのは温め直してから。粘りが出ると仕上がりがベチャッとなるので、ガチャガチャいじらずヘラで返すように。火を止めておけば焦げる心配もないので、慌てずゆっくり混ぜましょう。
均一になったら塩コショウで調味、器に盛って1をのせて出来上がり。仕上げにパセリで彩を添えて。スクランブルエッグやとろけるチーズをONしても楽しいですよ。
合わせるワイン
Estratego Real Tinto(エストラテゴ レアル ティント)
[分類] 赤・ミディアムボディ
[生産] スペイン / ラ・マンチャ
[品種] テンプラニーリョ100%
アーガイルのセーターみたいなエチケットも印象的。リオハで数々のスーパースパニッシュを手がけるエグレン家が、カジュアルなテーブルワインとして送り出したライン。ロバート・パーカーが「ケース買いすべき」と絶賛したことで一躍有名になりました。
グラスに注ぐだけでふわっと広がるあま~い香り。煮詰めたプルーンや無花果、ほんのりビターなカラメルやチョコレート、うっとりするような甘い香りに包まれます。 果実実と滑らかな酸、優しくておだやかで、少し洗練された雰囲気の赤ワイン。甘い香りを抑えたいなら、ちょっと冷やすと綺麗な酸が引き出されスッキリいただけます。