はじめに
ワインライフのテーブルには大好きなワインと美味しいおつまみがあれば、幸せを感じることでしょう。しかし、もっとゆったりした時間を過ごしたい時には、是非そのテーブルにお花を添えてみてください。
ワインとお花は、華やかに調和してくれます。今回は、季節に合わせて、そして、ワインに合わせて飾るお花のあるテーブルを提案していきます。
春~初夏
春といえば、お雛祭りや梅や桜の季節。やはりピンクのイメージですね。春には優しいピンク色のお花を飾ってみてはいかがでしょうか?ここでは、ガーベラを飾りました。
ガーベラの花言葉は「希望」「前に前進」...出発の春にもピッタリですね。こんなテーブルの日には、ロゼ・ワインで乾杯するのもいいかもしれません。
ちなみに「ロゼ」とはフランス語でバラ色という意味です。英語圏では、ロゼ・ワインのことを「ピンク・ワイン」と呼ぶこともあります。お花もワインも、ピンク色は、飲む人の心を明るくしてくれるでしょう。
ゴールデンウィークも過ぎるころには一気に暑くなってくるので、キリッと冷やした白ワインが飲みたくなります。
そんな時はソーヴィニヨン・ブランやリースリングなどいかがでしょうか。テーブルには真っ白なお花を飾って、少しグリーンをのぞかせてスッキリした雰囲気で飾ると爽やかなワインと寄り添ってくれますよ。 ジメジメした梅雨は鬱陶しい季節ですが、雨の中で淡く染まったアジサイはひと際目をひきます。大きなアジサイを思いきって花瓶に飾ると、梅雨を吹き飛ばしてくれそうな爽やかなテーブルになります。こんな時には、みなさんは、どんなワインを飲みますか?
私は、梅雨のまったり感を敢えて感じるべく、樽香のしっかりした白ワイン、シャルドネを飲みたくなりますが、これは好みが分かれそうですね。梅雨は、多湿な日本特有の季節なので、日本のワインを選んでもよいでしょう。
おわりに
ワイン専門の教室などでは、匂いのあるモノはワインの香りがわからなくなるので不適切と教わりますが、おうち飲みのときには、こんなテーブルを楽しんでみてもよいのではと思います。
次回は、夏から冬にかけてのお花をご紹介していきますね。