日本の食卓にすっかり定着した国民食、ポテトサラダ。お酒のつまみとしても人気のメニュー。ポテトサラダの味付けと言えば、マヨネーズ。実はこのマヨネーズ、独特の香りが意外と強く、ワインとはあまり相性が良くないんです。
以前ご紹介した「ビストロ風ポテトサラダ」では、マスタード・チーズ・ウィンナーやベーコンなど、ワインと相性の良い物をプラスする一工夫でワインに寄り添う味わいに変身させましたが、今回はこの上をいく技。ちょっとずるい手を使っちゃいます。
ずるい手とは、ずばり!カマンベールチーズをマヨネーズの代わりに使っちゃいましょう。更にドライトマトと黒コショウをプラスすれば、これはもう、ワインとの相性は文句なし!ちゃちゃっと混ぜただけなのに、なんとも贅沢な風味と品格のある味わい。食べだしたら止まりません。
材料:作りやすい分量
ジャガイモ 2個
カマンベールチーズ 1/2個
ドライトマト 20g
A オリーブオイル 小さじ2
A 塩小さじ 1/2
A 粗挽き黒コショウ 少々
作り方
【1】ジャガイモの皮をむき、1cm角にカット。ひたひたの水と一緒に鍋に入れ、中火で加熱。沸騰してから7~10分ほど茹で、竹串がスッと入る程度まで火が通ったら、ザルにとります。皮つきのまま茹でてカットすると、もっちり粘りのある仕上がりに。今回はカマンベールチーズのコクを生かしたいので、皮をむいてから茹で、表面のデンプン質を流しサラッと仕上げます。
【2】ドライトマトは湯に10~15分浸し、柔らかくなったらぎゅっと絞って粗めに刻みます。時間がない時は水小さじ1をふり、電子レンジで加熱すると短時間で柔らかくなります。
【3】 【1】・【2】・Aの材料をボウルに合わせ、カマンベールチーズを手でちぎって加えます。カマンベールチーズの存在感を残したいならゴムベラでざっくり混ぜて、ソースのように全体にからめたいならしっかり混ぜて完成です。
計量なんてしなくても、多少分量が違っても美味しくなっちゃうレシピ。ドライなロゼ&ロゼスパークリングあたりがどんぴしゃなイメージですが・・・これはもう、どんなワインにもあっちゃいそうです。