毎日の料理は、味わいだけではなく視覚も大切ですよね。自分の料理を写真に撮ったり、日々のご飯をSNSでアップしたり、家族に作るおつまみも、もちろん「見栄え」を意識せずにはいられません!
オシャレな盛り付けはセンスやテクニックがいると思っていませんか?「味は美味しいのに料理が美味しそうに見えない、なんだか写真に撮るとアカ抜けない…」そんな方に、今回はテクニックもセンスもいらない、見栄えするおつまみ料理の盛り付け方法をご紹介します。
もくじ
見栄えのポイントは「スパイス」「ハーブ」を使用する
美味しそうなおつまみや、写真が撮りたくなるような料理には、必ずどこかに「ポイント」があります。お皿にドンと盛ってあるだけではなく、彩りを考えて添え物がプラスされていることが多いのです。
お皿に「ポイントとなる色」があるだけで全体の彩りが良くなり、美味しそうに見えたりしませんか?ちょっとしたひと手間を加えるだけで、お店で出る料理の見栄えを簡単に真似することができるんです!
美味しそうに見えるおつまみには、共通するアイテムが使用されています。それが「スパイス」や「ハーブ」。このアイテムを使用するだけで、いつものおつまみ料理の見栄えがランクアップします!
テクニック不要!乗せるだけ、かけるだけ、添えるだけ
難しいテクニックは一切不要です。実は、スパイスやハーブをおつまみに「乗せるだけ、かけるだけ、添えるだけ」で料理の見栄えが変わります。しかも、スパイスやハーブは独特の香りがあることが魅力。いつものおつまみがより、ワインのすすむ1品に早変わりします。
(上)ブラックペパー・ホワイトペパー・ピンクペパー
(下)クミンシード・パプリカパウダー・パセリ・タイム・セルフィーユ
フレッシュハーブを添える
例えば、洋食の添え物などで定番のパセリやセルフィーユ、タイム、ディルといったフレッシュハーブは、おつまみの横に添えるだけで彩りとナチュラルな雰囲気を演出することができます。さらに、ハーブには爽やかな香りがあるため、ワインのおつまみにもアクセントとして加えることができます。
スパイスは香りや味わいのアクセントにもなる
スパイスの代表、コショウも実は種類が豊富です。定番のブラックペパー・ホワイトペパーは香りで食欲をそそられますよね。見栄えのするピンクペパーは辛味が少なく清涼感があるため、1~3粒使用するだけで味わいのアクセントになり、色合いも良くなるマストアイテムです!
パプリカパウダーは、赤い色合いですが辛みはあまりありません。仕上げにかけたり、具材と和えたりするだけで、色味が鮮やかになります。スパイスの中でも香りが強いクミンは、カレーのような香りがするスパイスです。加熱料理にはもちろん、乗せるだけでもポイントになります。香りが強いので、野菜の味付けにもオススメです。
使えば差が付く!盛り付けビフォーアフター
実際にスパイスとハーブを「乗せるだけ、かけるだけ、添えるだけ」でどれほど盛り付けに差が出るかが気になりますよね。私は日頃、手軽に大きめのお皿を使っておつまみを何品か盛り付ける事が多いので、今回はおつまみのワンプレートを作ってみました。チーズやスープ、茹でた野菜にカナッペ、和え物などワインの定番おつまみです。
【Before】
【After】
様々な色合いがハッキリと鮮やかになり、ハーブのナチュラル感で一気にレストランの一皿のように変身!フレッシュハーブを添えただけ、黒こしょうをかけただけでオシャレな雰囲気が出ます。全て「乗せるだけ・かけるだけ、添えるだけ」でこの差が出るのなら、すぐにでも試してみたくなりますよね!
最初にたくさんスパイスやハーブを揃えず、セルフィーユなど飾りのハーブを1種類・ピンクペパーなど飾りのスパイスを1種類など、ポイントとなる色味のアイテムを常備しておくだけで盛り付けがランクアップします。
乗せるだけ、かけるだけ、添えるだけでできる簡単盛り付け方法!ぜひ今晩のおつまみから始めてみてくださいね。