夏に飲みたい辛口アルプスの白ワイン! Crépy(クレピィ)と爽やか5分レシピ

梅雨に入り、季節が夏に向かうにつれ、身体が欲するのはキンと冷えたキリっと辛口の白ワイン。喉を鳴らすようにゴクっと一口、身体が喜んでいるのを実感できます。グラスに流れる河のようにワインを注ぎ入れ、身体の内側からフレッシュさを実感したいですよね。

今回はこれからの季節にもぴったり、銘柄の名前も可愛らしい”クレピィ”というワインをご紹介します。

アルプスワイン「Crépy(クレピィ)」とは?

スイス国境近くにある、フランス・サヴォワ地方に” Crépy”という産地があります。場所はレマン湖南に位置し、アルプスの美しい景色と清らかな水が流れる高山地帯。そこはミネラルウォーターでも有名な産地でもあります。

ワイン名:Crépy La Perchette(クレピィ ラ・ペルシェット)
生産地: AOC ヴァン ド サヴォワ
ワイナリー:ドメーヌ フィシャール 
タイプ:白  
味わい:辛口 
品種:シャスラ種100%
アルコール度数:11.5度

あまり聞き慣れない「シャスラ」は、スイスではポピュラーな白ワイン品種です。香りはムンムンと主張するほどの強さではなく、グラスに顔を近づけると爽やかなフレッシュレモンやピンクグレープフルーツのような甘味と苦みを思わす柑橘系の香り。そして、ひんやりとした鉱物のようなミネラル感。

口に含むと酸は穏やかなのですが、適度にコクがあるのでサッパリとし過ぎません。アルコール度数はスパークリングワインほどで比較的軽めな仕上がりです。料理に寄り添う、デイリーに飲みたい白ワインにピッタリです!

造り手は、手摘みで手間をかけてブドウを収穫し、品種本来の個性が引き立つステンレス発酵で醸造されています。そして特徴的なこのワインのラベル。パッと見ると分かりづらいのですが、表も裏もラベルをじっくりご覧ください。たくさんの魚が泳いでいます。

思わず手に取ってしまうユニークなラベルですよね!淡水魚と合わせても美味しい” Crépy”ワイン。チーズを合わせるのなら、サヴォワ地方はスイスの国境沿いなので手に入りやすいスイスのグリュイエールやエメンタール・ラクレットといったクセが無くコクのあるチーズと合わせるのがお薦めです。

今回はクレピィのような辛口白ワインに合う5分でとっても簡単に仕上がる夏にオススメの爽やかなレシピ「キウイと帆立のフルーティーサラダをご紹介します。プリッとした帆立とフルーツを一緒に。仕上げにチーズを削ってコクをプラス!キンと冷やして召し上がれ♪

材料:2人分(調理時間:5分)

刺身用ホタテ貝柱 6個 
キウイ 1個
A レモン汁 大さじ1/2 
A オリーブオイル 大さじ1 
塩 ひとつまみ(親指と人差し指で)
こしょう 少々
ハードまたはセミハードチーズ 仕上げ用に適量

作り方

【1】キウイの皮をむき、5mm幅に切ります。Aをしっかりと混ぜ合わせます。    

【2】【1】にホタテ・塩・こしょうを入れ和えて馴染ませ、キウイの上に乗せます。余ったAを上から、お好みのチーズを削って盛り付けてできあがりです。  

とろんとした甘味のある帆立と、酸味のキウイにコクのチーズ。簡単なのにバランス良くオシャレな1品に仕上がります。今回ご紹介したクレピィは適度のコクがあるので、豚肉の甘みにも合いやすいです。ご家庭で食べるいつもの和食にも合いますよ!ぜひデイリーワインにリストオンしてみてくださいね。


 

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J.S.A.ワイン検定講師(ワインエキスパート)
【おうちで愉しむワインと食】をテーマに、ワインの豆知識と合わせてちょっとオシャレなおつまみをブログ・ウェブで紹介。 兵庫県宝塚市の自宅でJ.S.A.ワイン検定のお教室を開催中。

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