11月3日解禁!日本の新酒「山梨ヌーボー」とは?

新酒の季節がやってきました。新酒と言えばボジョレー・ヌーヴォーを思い浮かべますが、実は日本ワインにも解禁日があることをご存知ですか?日本が誇るブドウ生産地”山梨県”の新酒「山梨ヌーボー」の解禁日が間近に迫っています!今回は山梨ヌーボーをご紹介します。

山梨県の新酒ワイン「山梨ヌーボー」11月3日(金)解禁

(画像イメージ:2016年新酒)

国内を代表するワイン生産地である山梨県は、ブドウ栽培に恵まれた気候の中で、多種のワイン用ブドウ品種を栽培しています。

山梨県のブドウ栽培の歴史は古く、醸造用・生食用ともに代々受け継がれてきた畑で、地に根付いたワイン造りをしています。

ブドウは品種によって果実の熟すタイミングが違う為、ワインとして仕上がる時期に差が生じます。その中でもワイン用ブドウの日本固有品種でもある「甲州」と「マスカット・ベリーA」の新酒には、山梨県ワイン醸造組合により2008年から解禁日が設定されています。

新酒の解禁日は、フランス・ボジョレー地方の新酒、ボジョレー・ヌーヴォーが有名ですよね。

生産者の売り出すタイミングを競わないように設定されたと言われていますが、それ以上に収穫や豊作を生産者・消費者と共に祝うことができる特別な日ではないでしょうか。

山梨ヌーボーでは、その解禁日が毎年11月3日です。ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日が毎年11月の第三木曜日0時なので、それよりも早く日本で新酒のお祝いを楽しむことができます。

日本固有品種「甲州」と「マスカット・ベリーA」

山梨ヌーボーに使用されるブドウ品種は、山梨県の持つ風土が栽培を得意とする日本固有品種の2種です。

甲州について

「甲州」は白ワイン用のブドウ品種であり、紫色の果皮をしたグリ系の品種です。醸造用・生食用ともに生産されています。サラリとしてアルコール度数も高すぎることなく、日常の和食に合いやすいタイプです。和梨やかぼす・すだち・柚子といった和の柑橘系の香りと優しい味わいは、日本らしさが表現された日本が誇る白ワイン品種です。 

マスカット・ベリーAについて

「マスカット・ベリーA」は赤ワイン用の部ブドウ品種です。アメリカ系のベーリーとヨーロッパ系のマスカット・ハンブルグの交配品種であり、新潟県”日本ワインの父”と言われる川上善兵衛氏の開発によって誕生しました。醸造用と生食用に栽培されています。

赤い果実の香りと、サツマイモやゴボウといった根菜系の香り。どこか懐かしさを感じるような醤油と砂糖を煮詰めたような香りが、やはり甲州と同じく和食に合いやすいワインです。渋みも少なく、飲みやすいタイプが多いです。

山梨ヌーボーを堪能できる「山梨ヌーボーまつり」

収穫を祝い、生産者とともに新酒を味わうことができる「山梨ヌーボーまつり」というイベントが毎年開催されています。

山梨ヌーボーを生産するワイナリーが多数集まる会場では、新酒ワインの試飲をしながら、その場で購入することができます。さらにワインに合う様々な料理も味わうことができます。山梨ヌーボーの新酒を一度に飲み比べることができる絶好のイベントです。

【イベント情報】山梨ヌーボーまつり2017

東京

開催日 2017年11月3日(金)祝日 ※文化の日
開催時間 10:30~14:30 雨天決行 ※最終受付:13:30
開催場所 日比谷公園噴水広場
詳細 前売り 2,200円(4,000名)
  当日  2,500円(1,000名)

山梨

開催日 2017年11月18日(土)~11月19日(日)
開催時間 10:00~15:30 雨天決行 ※最終受付:15:00
開催場所 山梨小瀬スポーツ公園
詳細

1,500円(ワイングラス、試飲チケット10枚、おつまみ付)

 

イベント詳細ページはこちら

最後に

ボジョレーだけがヌーヴォーじゃない!山梨県が誇る新酒のフレッシュでフルーティーな味わいを、見逃さずに堪能しましょう。

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J.S.A.ワイン検定講師(ワインエキスパート)
【おうちで愉しむワインと食】をテーマに、ワインの豆知識と合わせてちょっとオシャレなおつまみをブログ・ウェブで紹介。 兵庫県宝塚市の自宅でJ.S.A.ワイン検定のお教室を開催中。

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