11月はヌーヴォー(新酒)が多く出回る季節ですね。イタリアのヴィーノ・ノヴェッロから始まり、日本ワインの山梨ヌーボー、オーストリアのホイリゲ、ドイツのデア・ノイエ、フランスのボージョレ・ヌーヴォーなど、フレッシュで果実味溢れる新酒を購入される方も多いのではないでしょうか。
今回は日本人に身近なフルーツである”みかん”を使って作る、新酒によく合う豚肉の煮込み料理をご紹介します。
オレンジとはまた違う、優しい香りと甘味が豚肉と絡み、新酒のフレッシュさとマッチします。フライパンでとっても簡単に作れますよ!
材料:2人分
豚肉(肩ロース) 300g
みかん 3個
白ワイン 150ml
生姜スライス 4~5枚
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
はちみつ 小さじ1
ディル 2本
黒こしょう 少々
作り方
【1】豚肉は2㎝幅に切り塩小さじ1/4を両面にふります。生姜は薄切りにします。
【2】みかんは横半分に切り、果汁を絞ります。1/2個分は皮をむき、輪切りにします。こちらは最後にサッと煮込むために残しておきます。
【3】フライパンにオリーブオイルを入れ熱し、豚肉の両面に焼き色を付けます。
【4】【3】に白ワイン・みかん果汁・生姜スライス・はちみつ・残りの塩小さじ1/4(※)を入れ、蓋をずらして弱火で30分ほど煮ます。
フライパンの中で煮込んでいる間は、途中で豚肉を返したり煮汁をかけたりしながら、豚肉の表面が乾燥しすぎないように注意してくださいね。
【5】 蓋を開け、残りのみかん(輪切り)を入れ、さらに5~6分煮込みます。
お皿に盛り、ディルを飾り、黒こしょうを挽いて完成です。
添えるとふわりと香るハーブのディルが無ければ、パセリなどでも大丈夫です。
合わせるワイン
今回のレシピは白ワインとともに召し上がっていただくと、みかんのフルーティーさと豚肉の甘味がよく合います。
赤ワインに合わせる場合も、日本の新酒ならば果実味と酸味のフレッシュさに溢れ軽やかな味わいなので合わせやすくなります。
赤ワインの場合は、工程【4】で煮込む際の塩(※)を醤油小さじ1~2に変えて、最後の黒こしょうを少し多めに挽くと、さらに合わせやすくなりますよ!
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いかがでしたか?料理にフルーツを使うと、おしゃれで華やかな印象になりますよね。サラダやメイン料理にフルーツを入れると、フルーツの持つ酸味と自然な甘味・そしてフルーツの香りはワインの香りにもリンクして、ワインに合う1品が簡単に完成します。
洋風の風味になるオレンジではなく、日本のみかんを使っているので、ぜひ日本の新酒と合わせてみてはいかがでしょうか。新酒の季節に、ぜひ簡単メイン料理をお試しください。